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朝鮮問題深掘りすると?

初老の徳さんが考える朝鮮半島関係報道の歪み、評論家、報道人の勉強不足を叱咤し、ステレオタイプを斬る。

27日のブログで伝えましたが、ハンナラ党の改名に多くのネチズンが非常に強い関心を示しているようです。いくつかを紹介します。ハングルを知らない読者にはよく分からないと思いますが、結構名作だと言われるようなのもあります。


進歩新党もハンナラ党の新名称を公募しました。ところがその基準はハンナラ党とはまったく違います。こうあります。△金持ち政党としての一貫性、△意思のない改革を直接的に表現△20代40代の聖域無き戯画化、国民の存在など気にしない不通政党であることを強調。以上が公募基準です。


まだ進歩新党のこの公募に応じたネチズンの作品は公表されていませんが、ハンナラ党の公募に関連してネチズンが(非公式に)応募した新党名はいくつかが公表されています。


朝鮮問題深掘りすると?

見ると디도스콕격당(Ddos攻撃党)、비서가했당(ピソガヘッタン秘書がやったタン=党),차떼기당(チャテギタン=いかさま党),성희롱당(ソンヒロンタン=セクハラ党),병역면제당(ピョンヨッミェンジェタン=兵役免除党)など不正非理を皮肉った党名、BBK党、MB?(脱党)?など2MBを正面に掲げた党名、당나라당(タンナラタン=唐国党),딴나라당(タンナラタン=他国党).국민웬수당(クッミンウェンスタン=国民の敵党),두나라당(トゥナラタン=二国党),그때그당(クテクタン=あのときのあの党),하나라아닌당(ハンナラアニンタン=、ハンナラ=大きな国、ではない党)などハンナラ党を風刺した党名、간당간당(カンダンカンタン=簡単簡単党),망했당(マンヘッタン=滅びた党),우끼당(ウキダン=笑わす党),아무말없당(アムマルオプタン=何も言わない党)など完璧にハンナラ党を嘲笑した党名などさまざまでした。


主要なものを簡単な解説をしますと、
ピソガヘッタン(秘書がやった党)=不正非理が表沙汰になると漏れずに「秘書のしたことなので、秘書に任せてあるので」と必死に逃げようとするハンナラ党幹部の生理的現象を指摘した党名。ヘッタ(した、やった)のタを党(タン)と結びつけた言葉


クテクタン=まったく替わらず旧態依然のMB政権=ハンナラ党をなじった党名


トゥナラタン=アメリカの植民地を思わせる韓国の与党をなじった党名


カンダンカンダン=何事も真剣に取り込むのではなくカンタンに済まそうとするハンナラ党の悪弊をなぞった党名


マンヘッタン=滅びた(マンヘッタ)のタをタン(党)とつないでもじった皮肉たっぷりの党名


ウキダン=笑わす(ウキダ)のダをタン(党)とつないだ言葉


アムマルオプタン=アムマルオプタ(一言もない、なにもいわない)のタをタン(党)につなげた言葉


他にもパッ・クネの存在をもじった내가 공주당(ネガコンジュタン=私が姫様党)というのもあります。与党がいずれパッ・クネの党になるのは間違いない言うことを前提にした党名です。


どうですか?ハングルのイントネーッションを知っている人なら笑わずにはいられないジョークですが、実にうまく作ったものです。


とくに「ピソガヘッタン」などは日本の国会議員も不正が暴かれると、よく使う逃げ口上ですが、どこの国も同じようですね。自由主義諸国の国会議員なんて所詮こんなものなのでしょう。健全な民衆にはハンナラ党の改称がまったく意味の無い遊びでしかないと言うことを十二分に知っていることの証だと言えます。


そこで管理人も謎解きの党名を一つ考えました。ハンナラ党とかけてなんと読む。墜落直前のピヘンダン(ピヘン=非行、飛行)ダン(党=タンを濁らせた発音で団と言う意味をかけました)と読みます。その心は、非行(飛行)ばかりしているといずれ墜落します。政権ぐるみの非行をほしいままにして、もはや崩壊直前の状態に陥っているハンナラ党の現状を表しました。お粗末ですが모두가 피행당(みんなが非行党)を党名としたらどうでしょうか。

27日、2MBが新たな爆弾に見舞われました。2MB政権の言論掌握を先頭に立って押し進め、「放・通(放送・通信)大君」と言われたMB政権の実勢(実際の実力者)中の実勢と言われたチェ・シジュン放送通信委員が自ら退陣したのです。このチェ・シジュン、実は2MBの「開国公臣」6人の中の一人で、2MBの「助言者」、「政治的後見人」と呼ばれてきた者です。そして2MBのメディア掌握に全力を注いできました。


事実彼の推進したものと言えば朝中東三紙の新聞だけではなく放送までも経営することを全面的に許可し、いわゆる「総編(総合編集)チャンネル」を誕生させたことと、MBC,KBSなどの既存の地上波放送の公営放送的正確を大きく弱めたことの二つです。彼はとくに総編チャンネル政策を推進しながら「メディアも産業と見るべきだ」「(したがって)メディアグローバルグループを育成しなければならない」と堂々と言ってのけています。


最も彼のこの発言は、自由主義社会におけるメディアの本質は産業、つまり利潤を追求する商売だということを赤裸々に語ったものですが、ここまで明け透けに言ったのには驚きました。商売である以上、記事は商品であり、究極的には記事の値打ちはいくらで売れるかと言うところにあります。それが真実かどうかは二の次の話だと言うことです。そしてグローバル企業戦争で負けないように朝・中・東の3企業を育成するということを宣言したのでした。


ところが総合編集チャンネルはうまくいっていません。まず総合編集チャンネルをどの企業に任せるかと言う企業選定で引っかかりました。当時から専門家らは現在の広告市場の規模と状況からして総合チャンネルの数は一つか多くて二つだと指摘していましたが、申請した4つの新聞社にそれぞれ権利を与え、申請を出した新聞社は新聞社でそれぞれが「黄金チャンネル」を得られるなどの様々な特恵を次々と要求したのです。ところが「総合編集チャンネル」が始動した途端に様々な放送事故が置き、散々でした。特恵だけを要求し、その準備が著しく遅れていたにもかかわらず、強行した結果でした。


しかも「総合編集チャンネル」の登場により2万6000人の雇用を創出することができると言っていたことが実際には、でその4分の1に過ぎないと言う試算まで出ています。


各放送社の社長が落下傘人事で埋められ、その言論機関に対する支配を強め、言論の公益性など微塵も無く消し飛ばしてしまいました。その典型がKBSのチョン・ヨンジュ社長の首を切った件です。口実は当時KBSが国税庁を相手に展開していた法人税付加取り消し訴訟をチョンが本人の留任を狙って途中で取り下げ、KBSに1892億ウォンの損失を与えたことを理由に告訴されたことです。しかし大法院では12月、チョンに無罪判決を下したのでした。当時チェはKBS理事会を使ってチョンに辞退の圧力を加えました。こうした無理強いにいかったKBS労組はストを決行したりしましたが、チェは機動隊をKBSに乱入させるというKBS創立以来始めての暴挙を強行したのです。しかし2MBにとってそれはチェの最大の功績でした。


そのためチェはチョンに対する一審判決が無罪となったときに、「大法院でも無罪であれば、そのときに責任を取れと言うのならば責任を取る」と言う前言を翻し未だに報・通委員長の席に座っていたのです。ところが年初からの不正非理事件のほとんどにチェの名があがったのです。いわゆる「現金封筒事件」、KBS,MBC,YTN新社長抜擢時の賄賂疑惑など、全部書こうとしたら、管理人もたまりません。


彼が行ったことは韓国の言論を完全に2MBの個人新聞・放送に変えたことでしょう。MBCの「PD手帳」や「100分討論」などの政府に批判的な番組などに対しては、MBCの大株主であるパン・ムンジンを使って直接的に介入したりもしました。これによってMBCの時事プロは製作スタッフの交替などによって著しく政府批判が弱まりました。


まさに2MBに成り代わって、2MBの手法そのままに新聞・放送界を一手に牛耳っていたわけです。もちろん韓国の良心的記者らはこれに強く抗議しています。MBCでは25日から無期限製作拒否闘争に入り、KBSでは記者らがあまりの偏向報道に抗議して報道部長の更迭を要求しています。


朝鮮問題深掘りすると?


抗議するMBC制作陣。日本の言論社ではついぞ見られない風景です。

「国境のない記者」は韓国の言論民主化度を昨年13ランク下げました。韓国の言論が言論としての役割を果たしていないと言うことです。むろん日本の言論も大きく違わないでしょう。言論機関に働く労働者や記者らが言論の指名に鑑み、公正、中立を謳うのに恥ずかしいことをしていてもまったくのお構いなしですから。その意味では言論の民主化度は韓国と同等でしょう。


言論人がまったく闘わないと言う点から見れば、デッチ上げを事とする韓国の言論といい勝負だと言えるのではないでしょうか。もちろんどちらも言論の名に値しないことは言うまでもありませんが。


それにしてもチェの退陣は2MBを支えてきた6人衆の3人目の退陣で、いよいよMB政権が百尺竿頭に立たされたと言うことではないでしょうか。

韓国の執権与党ハンナラ党が党名を替えるそうです。昨年の地方選、それにソウル市長選での敗退から党内がぎくしゃくして党解体論,分党論、非常対策会議の名を借りたパク・クネ(朴正熙の娘)中心体制への転換による再出発論、MBの離党(党からの除名)論まで出ている中での話です。


もちろん看板を替えたとて中身が同じではまったく意味の無いことですが、どうしても支持率20%以下の低迷を逃れられない実情からの苦肉の策のようです。いまの状態では4月の総選挙で少数与党への転落は免れず、何とか民衆のイメージを変えたいのでしょう。


今月末には党員の投票によって新たな党名を決定すると言っています。そして聞こえてくる話では党名に理念的色彩は反映しないとのことです。ところで党名に党の追及する理念的価値を表すのが一般的です。もちろんだからと言ってその理念的価値を表さない党名を使ってはならないという規則はないので、ハンナラ党が理念的意味を表さない党名に替えるとしてもそれ自体に文句を言うつもりはありません。ただ追及すべき理念的価値を曖昧にするのが政党として至当なことかというとけっしてそうではありません。それでは政党の意味が無くなります。ただのクラブに過ぎません


。要するにハンナラ党が理念的色彩のない党名-例えば〇〇連帯などのように-を採用するというのは民衆を欺瞞するお為ごかしに過ぎないと言うことは覚えておいてほしいものです。


ハンナラ党は26日から29日までの4日間にかけて国民公募と世論調査による意見を集めた上で30日に新たな党名を決定するとしていますが、管理人の考えでは「タンナラ(他国)党」「トンパリ(糞バエ)党」などの名が有力視されるものと思われます。なぜなら20代、30代の有権者やネチズンの間ではこれまでハンナラ党をこう呼ぶのが普通でしたからです。ただハンナラ党が党名を国民公募するというのが本当でしたらの話です。


党員ではなく国民公募するというのもおかしな話です。支持率20%を切るか切らないかという瀬戸際に立たされている党の言う言葉ではありません。国民はすでにハンナラ党を捨てているのですから。党員らによる公募にすればもっとましな党名が生まれるとは思いますが。


党名を変える案についてはすでに昨年から同党の刷新派議員からでていたのですが、議席を守りたいとの一心である事が判ります。政治など関係なく国会議員という自分の地位だけは守りたいというエゴイストの発想です。


パク・クネ対策会議委員長はこれまで「再創党を越える」と曖昧模糊とした事ばかりを主張していましたが、党名を替えることがその「再創党を越える」ということのなかみだったようです。他に議席の20%の公認候補を入れ替えるとも言っています。公認入れ替えの数字が昨年は40~50%だったのがここまで減りました。既得権を強く主張する議員らの反発を突破できなかったようです。どうやらパク・クネの神通力も急速に陰りを見せ始めていると言うことでしょうか。


朝鮮問題深掘りすると?            苦悩が見えるパク・クネ非常対策会議委員長


いま韓国ではハンナラ党と民主統合党の間で選挙法を巡って丁々発止の取引が行われています。すでに日本でも行われている方法で地方区でやぶれても比例代表制によって返り咲くことが出来るようにしようというのです。両党間で基本的に合意を見たと言われています。



拡大が予想される議席を確実にしたいという民主統合党の思惑と、議席の減少を最小限に止めたいというハンナラ党の思惑、それに党の看板議員らの落選はなんとしても防ぎたいという(どうせ比例名簿の上位は党の看板議員ら有力委員らによって占められるのは明らかです)が一致したのでしょう。民衆から見れば明らかに民主統合党がハンナラ党の策略に引っかけられたもので、民主統合党への批判が続出しています。

管理人の目で見ても、これは民主統合党が敵に起死回生のチャンスを与えたことと同じで、政権奪取の最大のチャンスを逃す可能性が著しく増大したと見れます。


総選挙でのハンナラ党の敗北は必至だとは思いますが、MB政権に与える打撃は大きくなく、大統領選挙への対応を考える時間的、政策的余裕を与える事にもなります。ゲリマンダリングの一種だと言えるでしょう。