皆様、今日は。
突然ですが、髪を切りたいです坊ちゃん。
「もうそんな時期だったか?」
えぇ。前回切ってから大分経ちましたよ。
「そうか?…だが、あんまり変わらんじゃないか。」
私、少し髪の量が多いので…すぐに邪魔になるんですよね。
耳にかかると髪の音がうるさいですし。
「音…まぁ、別に切っても構わんが…。
…伸ばすという選択肢は?」
ありません(ニコッ
邪魔になると先程申したではありませんか。
邪魔になると先程申したではありませんか。
「結べばいいだろう?」(ニヤニヤ
坊ちゃん……本気ですか?
坊ちゃん……本気ですか?
どこで手に入れたんですかその紐は…!
「…駄目だ、馬の尻尾と言うより…小鳥の尾だな。」
今の長さじゃあそうなるに決まってるじゃないですか。
「だが、前から見るといつも通りだぞ。いいんじゃないか?それで。」
普通に切らせて下さい
「じゃあ…前髪もついでに切るか。」
え゛っ…何故…そういう展開に…?
「叔母様に毎度直されるのは面倒だろう。その髪は確かに見ていて鬱陶しいし。」
い…いや、駄目ですよこれは…。流石に坊ちゃんの命令でも駄目ですってば。
「そう言われるとますます切りたくなるな…。僕が直々に切ってやろうか?」
いえ、その様なおこがましい事は…!
「どんな感じに切ろうか?…メイドのような?」
すみません、私が悪かったです。まだ切らなくても大丈夫そうなので失礼しますっ!
「フフッ…これだからブラック弄りはやめられないんだよな。」
今回は完敗です…流石は坊ちゃん。私の弱点をよく知っていらっしゃる。
…暫くは結んでおくしかありませんね…。
ハァ……。女性の方はよく伸ばしますよね…ある意味尊敬します。
まぁ、男性でも伸ばしている方はいますけど。
それでは皆様、御機嫌よう。