何か変な組み合わせだけど | 鱗粉転写
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ファゴットで素敵なフレーズができて酔ってた。
でも、どうせこの部分、ドラムがヘヴィメタルスタイルで、
バスドラムが16分の連打にスネア頭打ちなので、
埋もれてしまうことでしょう。

だからと言ってそう言った音を飛び越えて行くようでも困るわけで。
コレが良いのだ!

で、ブレイクタイムだ。
コッチは普通の組み合わせ。

以前からバンドのメンバーに理解されないようなアレンジを施していた。
「チェロの音がぶつかるからギターのそのフレーズ変えてくれない?」
みたいなことを言うドラムの人は恐らくマイノリティーだろう。

一応は市場を鑑みて自分ですら制限掛けてたブロックを外した気がする。
今までは既存の枠に無理矢理収まるところで最大限やってたけれど、
それを超えることになるみたいだ。

ずーっと前に僕が世話になった事務所の社長に
「Fuyukiもコージーパウエルの1812みたいなのやれば良いのに」
と言われてた。
正直、何が良いんだか僕には理解できなかった。

そう言えば、古いプログレッシブロックバンドで、展覧会の絵をやって絶賛されてたよね。
あれも僕には良さが分からなかった。

リアルタイムで聴いたら印象が変わるんじゃないかな?

ロックバンドやってると先輩方は
ディープパープルだのツェッペリンだの聴けって押し付けがましく言うけれど、それって意味あるのかな?
その一方で最近、音楽専門学校の先生が学生の音楽を聴く範囲が狭すぎると嘆いている。

聴いても何か得られないなら意味ないよな。

僕の最近のお勧めはショパンだよ。
ショパンって音の組み合わせがモダンじゃない?

これもこの数ヶ月で決着が付いたのだけれど、
軽音楽(と呼ばれるもの)をクラシック系の人がアレンジしても良さは維持されるけれど、
その反対のもので(自分自身は)素晴らしいと思えるものはない。

技巧的に凄いなってのはあるけど、
音楽的に素晴らしいってのを知らない。
モチーフ程度に使用しているのは別だけどね。
例えば、X JapanとAngraがシューベルトの未完成をモチーフにしてるのは好き。

もし、クラシックをロックにアレンジしていて、音楽としてこれは感動モノってのあったら是非教えて!
僕は見つけられなかった。

ツェッペリンのカシミール、
ニルヴァーナのスメルズライクティーンスピリットをオーケストラでやってるのとか
メタリカのバッテリーをピアノ独奏でやってるのとかカッコいいのYouTube に有るよ。

さて、御託ばかり並べて自分の音を全然出していないから、
良し悪しは放り投げて世の中に出さなきゃなぁ。