ミュージシャンが時間にルーズなのは都市伝説です。 | 鱗粉転写
僕がサポートしていたときのGunDogは毎週土曜日の15時から
伊勢崎町の今はライヴハウスになってしまっているスタジオの
Aスタジオ、もしくはBスタジオで3時間のリハをしていた。

僕はいつも10分位前に着くように行っていたのだけれど
大抵全員揃っていて
Kが楽しそうにドラム叩いている。

だから僕はアクマでサポートなので実はリハーサルはもっと前の時間から始まっているものだと思っていたのだけれど
そういうわけでもないことが発覚した。
珍しく僕が少し早めに着いたけれどメンバーの誰かが後から来たことがあってね。

ここのスタジオ、前の時間が空いていれば割りと早めに入れてくれるんだ。
それでみんな早く来ていたみたい。
GunDogに於いては「ミュージシャンは時間にルーズである」というのは都市伝説の扱いのようだった。
何かで集まって出かけるときは凄い余裕を持って集まっていたもんなぁ....。

僕はGunDogのサポートを受けて一つ決めたことがあってね。
ドラム職人に徹しようと思った。

正直、マジメに取り組んでいるバンドでサポートというのも初めてだったし
(しかもそれで最後か?)
自分の立ち居地と言うものがちょっと良く分からなかった。
だからメンバーからはとっつき難い人物になっていたと思う。
これも非常に申し訳ないと今でも思っている。
変に気を使わせちゃっていたよね、きっと。
そうでなくても僕は人見知りなんだから。