謙虚さに欠ける者は無視される。 | 鱗粉転写
前々から思っていたのだけれど
意見を主張する度に感情的になってしまうとマズイよね。

周りの人がどう対応するかってこと。

例えば、意見を主張するたびに怒る人だったら
「アイツ、怖いから言う事をとりあえず聞いておこう」
とか
「間違った事を言っているけれど面倒だからそのまま受け入れておこう」
となりかねない。

ある種の恐怖政治みたいなもんです。

いつしか自分の意見に誤りを見つけたとき、引き下がれなくなってしまう可能性も無きにしも非ず。

恐怖政治をする人は必ず最後は不幸な結果に終わるよね...。

身近にもいるでしょ?
そういう人。

例えばお局様扱いされているような人なんてそうじゃない?

企業でもあるよね。
不祥事が経営陣の耳に入るまで時間がかかりすぎた為に、被害が増幅したとかさ。

そういったことを回避する為に前にもちょっと書いた、武蔵野と言う会社は
会社のマズイ点を挙げるとボーナスが上がるそうです。
普通だったら上司に言い難くて言わない事も、そのような工夫でボトムアップで伝達されるとのこと。
(この会社はそういった取り組みが凄いんです。)

題名の
「謙虚さに欠ける者は無視される」
と言う言葉。

これはとある人から貰った言葉。

その人は所謂有名大学を卒業し、その大学院に進み研究をしているようなのだけれど...。
確かにその筋では能力があるのかもしれない。

でも周りの人に対して邪険だったというか、なんというか...。
自身の意見こそが正しく、楯突くものは間違っているという人でした。

身を持って
「謙虚さに欠ける者は無視される」
を体現されました。

反面教師です。
その後、僕はその人とは一切接触していません。

意見を主張すると言う事は、少なくても自分はそれが正しいと思ってすることでしょう?
一部、自分の損得の関係で主張する場合もあるけれど...。
数字やら計算の問題ならまだしも、正しい意見が一つだけってことは余りない。

昔の人はうまいこと言ったもんだ。
「三人寄れば文殊の知恵」
ってさ。

何度も書いているけれど、大事なのは自分の意見を通す事ではなく、
モノゴトを巧く通すこと。
成果を出すこと。

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