「何がなんでも国益を損ねてまで交渉参加ということはない。」
この首相答弁。
あくまで協議を進めるが、交渉参加の判断は国益の観点と言った答弁は重い。

TPPの大枠を決める会議に首相が入れなかった理由と認識について質疑。
「参加に向けた協議に入ることを示しただけなので、まだ呼ばれなかった。」
「主体的にルール作りに参加できる可能性はある。」との答弁。

国民皆保険と混合診療。
TPPの協議の対象に国民皆保険が俎上に上がらないと言う保障はありません。
例えばブルネイのように豊富な資源をもとに幅広い公共サービスを保障している国でも懸念が寄せられている分野です。

「全ての物品やサービスを貿易自由化交渉のテーブルに乗せるとした野田総理の表明を歓迎した」
(日米首脳会談に関する報道官談話)仮訳
この部分を委員会で総理は否定しました。
しかし訂正は求めないと答弁。