終末期

フランス人のような容姿のこのオバ。
若い頃はそれはそれは美しかったんだよ。
(見た目だけに限って言えばの話だけど。)
 
服にもお金かけてたから、さらに際立った。
小さい顔に大きなつば広帽子、
長身にまとったフレアスカートからのびる細い脚。
モデル並みで、すれ違ったら振り返ると思う。
(内面は三枚目笑い泣きあくまで見た目だけ。)
 
ワタシの幼少時に亡くなった叔父の奥さんなので、血のつながりはなく、したがってワタシはどこも似てない。
 
そんなオバも今月末で77才。 
 
自分の腕の痩せたシワシワをつまんで、
「みてこれ、おばあさんみたいだ。」
っていうから
「なにいってんのー、自分を何才だと思ってる?もうじゅうぶんおばぁちゃんだよ!」
なんて、笑い合っていたのが半年前か。
 
でも、今月30日の誕生日を迎えることは難しいかもしれない。
 
 
 
 
 
ツンと尖った形のいい鼻へ、昨日酸素の管が入った。
 
その寝顔は、頭骨の形がわかるほど痩せてしまった。
 
 
でも、落ちくぼんだ目の寝顔から、眉間に作られたシワが消えているのは、点滴に追加投薬された鎮静剤が効いて、痛みを感じることなく安眠している証拠なんだろう。
そうだといいな。
 
 
そんなことを考えながら、することもなく、ただ寝顔を眺めたりしている。
 
 
 
時々ふと目を開けてこちらを見るも、私を認識しているのかいないのか、すぐまた目を閉じ、寝息を立てている。
 
 
 
縁あって、末期大腸がんを告げられた子どもいないオバの世話をさせてもらうことになったのが4年前。
 
術後、抗がん剤がよく効いて、余命宣告の半年は4年以上伸びたが、お腹中に拡がった癌細胞の悪さは止まるわけもなく。
そろそろタイムリミットが近づいているようだ。
 
ここひと月で症状がぐんと悪化した。
楽しみだった、この入所施設から買い物やちょっと自宅に帰ったりすることもできなくなり、寝たままになって、もう2週間ほど経つのかな。
 
 
 
ふと目を開けたときに何かを話したいと思うなら、なんとか聞いてあげたいとは思う。
というより、ワタシが、その"何か"を聞きたくてここにいるのかもしれない。
 
 
弱音を吐かず、いつもいつも前向きな言葉しか言わなかった明るい叔母には助けられた。
 
「ありがとう」を伝えるタイミングは難しそうだが。 
 
逃さないようにしなければ。

キャンプ場仕事が終わって2週間。

天気も、台風も、電話も気にしな〜い!!
そんな生活に開放感を感じつつ、夏のシーズン中にできなかったことに少しずつ手をつけてる。
 
美容院行ったり、ガン検診の予約をいれてみたり、届いてから未開封にしてた書類を整理してみたり。
 
今日は のび太の日。
クリニックにそばアレルギーの相談に来たのであります。
 
11歳のとき受けたアレルギー検査でそばに陽性の反応が出て以来、5年間口にしていなかった蕎麦。
 
ところが、半年ほど前にたまたま地元紙でビックリする記事を見たんだ。
「そばアレルギー陽性出ても、食べても問題ない場合がほとんど」と!
 
えー!?
それがホントなら 一生食べられないもんだと思ってた蕎麦を、蕎麦大好きなのび太に、また食べさせてあげられるかもじゃん!
 
そして今、そのコラムを書いた医師のクリニックなう。
松本平でアレルギーではよく知られているところ。
だけど、家からちょっと遠いので今回初めて訪れた。
 
「隣のコンビニ行って蕎麦買ってきて食べてみればいいよ。」
診察室に入ってすぐ、問診票をみてそう言った医師の言葉を、初めは冗談かと思って笑ってたんだけど。
冗談でもなんでもなく、それで食べて反応が出なければ大丈夫とびっくり
なんとまぁ!
看護婦さんも見守る中、院内で5年ぶりの蕎麦を口にする瞬間↑。
「うまいよ。」ボソッと、のび太。
よかったねおねがい思わず看護婦さんとニッコリ。
 
まずはひと口。
15分様子見て、何もなければさらに全量。
全量食べ終わり、一時間経っても蕁麻疹、息苦しさなどの反応がなければ、蕎麦解禁の生活になる😆
 
のび太が食べられなくなってから、すっかり家で作ってくれなくなった そば打ち名人のばあちゃんが、喜んでまた作るようになるわね。
 
さぁ、そろそろ一時間。
痒くも息苦しくもないようだ。
まぁね、そりゃそうだ。
5年前の検査で陽性の結果が出るまでは普通に食べていたんだから、当然といえば当然の結果なんだけど。
 
このあとの診察で正式に医師のお墨付きも出た。
「おばあちゃんがよろこんでくれるわニヤリ
って先生も喜んでくれた。
「粉を吸い込むとあまりよくないからそれは注意して。」
とは言われたけど、これで5年間の蕎麦禁生活はあっさり終了。
 
知らないで平気で食べている中にも、検査しちゃったら陽性反応出る人っていうのはけっこう大勢いるんだって。
 
最後に、医師に記事に書いてくれたことに心からの感謝のお礼を言って診察室を出ました。
 
とにもかくにも、
これからは、パパとこっそり行ってた蕎麦屋に のび太と行けるのがうれしい😆😆😆

どう?みえる?

紙面をクシャっとめくった瞬間垂れ目になって、
おかあさんの顔が出てきた!
 
↓おもしろくなって、おとうさんもさがしてみた。
インパクトはうすいけど。
ちょっと撮る角度を変えただけで出てきたよ。
20代の長髪ロングのときだね。
生え際も似てるかも。
 
 
↓これが元の紙面の娘ちゃん。
思わせぶりに紙面のどこにも名前が見当たらなかったけど。
いま話題のkokiちゃんだね。
昨日の信濃毎日新聞の広告でした。
 
twitterでつぶやくだけで飽き足らず。
こちらでもみなさんに共感していただきたく〜〜爆笑
 
 
ってなに?