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「いい加減」には文字通りに「適度」という意味のほか、アクセントが変わりますが「無責任」「でたらめ」などの意味もあります。分かりやすいよう、後者の意味の場合はひらがなで「いいかげん」と書くことにしています。https://t.co/LdMO7aQrOR
— 毎日新聞 校閲センター (@mainichi_kotoba) May 16, 2021
/「いい加減」と「いいかげん」 | 毎日ことば (mainichi-kotoba.jp)/
「いい加減」と「適当」は文脈によって「適度」の意味だったり「でたらめ」の意味だったりするので、翻訳する人は注意が必要。#自動翻訳 や #機械翻訳 では訳し分けられますか?
フジテレビの「1リットルの涙」の第1話で池内瑞生(演:陣内孝則)が娘:亜也(演:沢尻エリカ)に対して「これから『いいかげん』(中途半端、無責任)じゃなくて『良い加減』(丁度いい具合)で生きろ」と言っていました。https://t.co/6bLftYLiAb
— 虚実歴史・漢字論・ナツメロ (@kyojitsurekishi) May 16, 2021
悪い意味の「いいかげん」は形容動詞(ナ形容詞)であるのに対し、良い意味の「良い加減」はあくまで名詞句(イ形容詞の連体形+名詞)でしょう。連体形だと「いいかげんな生き方」「良い加減の生き方」、連用形だと「いいかげんに生きる」「良い加減で生きる」となるでしょう。
「いいかげん」「いい加減」「良い加減」
い ̄ い_ か_ げ ̄ ん ̄(良い加減、いい加減、丁度いい具合)
い_ い ̄ か ̄ げ ̄ ん ̄(いいかげん、中途半端、無責任)
「いい加減」のアクセント
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〔令和5年1月〕