@1568_L 日本語のいわゆる「ガ行鼻濁音」が「ng音+母音」だとするとフランス語では少ないでしょう。Shanghai(上海)をフランス人がどうハツオンするか調べるとわかります。
 
@kyojitsurekishi ガ行鼻濁音は来世紀どころか今世紀中に消えてもおかしくない。今世紀はまだ85年残っている。
「鼻濁音」来世紀ほぼ消滅? もともと使わない地域も…(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
posted at 10:10:10
 
posted at 10:01:27
posted at 10:01:51
 
@kyojitsurekishi 「違くて」はハ行四段「違ふ」→ワ行行五段(但しワヰウヱヲでなくワイウエオ)の自動詞だった「違う」が、意味の性質から、ク活用の形容詞になった形だろう。そうなると「違えば」は「違ければ」になる。
posted at 10:07:02
 
@kyojitsurekishi 標準語も方言の一種であり、方言は各地の標準語であり、コミュニケーションを潤滑にするためなら東京出身者も各地の方言を学ぶべきであろう。
日本語の「ガ行鼻濁音」は現状では役に立たない3
posted at 11:19:49
 
@kyojitsurekishi 日本語の所謂「ガ行鼻濁音」を残す必然性がない。
日本語の「鏡」kagamiがガ行鼻濁音の使用でka-nga-miになると、
それを聞いた外国人はおそらく「カンアミ」kang'ami、「カナミ」kanami、「カアミ」ka'ami等と誤解するだろう。
posted at 12:22
 
女優Lupita Nyong'oの名前のng'oは日本語東日本方言のガ行鼻濁音になるようだ。だが「ニホンゴ(日本語)」の「ゴ」をngoにする人が
この人の名を呼ぶ時も「ルピタ・ニョンゴ」の「ゴ」をngoで發音するかどうか疑問だ。
 
英語のSing out[siŋaut]の場合、[si]と[ut]の間に「ガ行鼻濁音」のŋaが生じるはずだが、桑田佳祐は「CHRISTMAS TIME FOREVER」でここを[siŋgaut]にしていた。
桑田佳祐の母語にはŋa行がないのだろうか。
 
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@kyojitsurekishi 英語でhanger[hæŋər](衣文掛け)とhunger[hʌŋgər](空腹)の区別がある。しかし多くの日本人が日本語で「服をハンガーにかける」と「彼はハンガーストライキをやった」と言う場合、「ハンガー」は同じ個人では同じ發音になるだろう。
posted at 13:54:32→20:17 - 2015年3月8日
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@kyojitsurekishi 英語でsinger[siŋər]とfinger[fiŋgər]の区別もある。しかし1960~70年代の日本人が「ヴィレッジ・シンガーズ」と「フィンガー5」で「ガ」を使い分けていたという話は聞かない。
posted at 13:56:32→20:24 - 2015年3月8日

 

なお、サザンオールスターズの桑田佳祐はYou('ve) Gatta Hold On Meを「夕方Hold On Me」と表記するなど、英語の發音で歌詞の表記が日本語(空耳アワーと同じ)にしていることが多いので、彼の歌の「ガ」はほとんどgaになる。
 
九州人が「ガ行鼻濁音(nga行)」を使わないとなると
佐賀、長崎、鹿児島はそれぞれSa-ga、Na-ga-sa-ki、Ka-go-shi-maが「正しく」、
Sa-nga、Na-nga-sa-ki、Ka-ngo-shi-maは東日本人による訛りということになる。
 
 
ジョナサン・スイフトの「ガリバー旅行記」(1726)では、1709年(徳川綱吉が他界し、家宣が将軍になった年)にガリバーが日本を訪れたことになっており、「長崎」はNangasacだったようだ。
 
「化」「画」「話」はシナ語でhuà、朝鮮語でも「화」hwaであるが、日本語音では「クワ(化)」「グワ(画)」「ワ(話)」になっている。古代の日本人はhをkやgにするか省く方法で漢字音を採用したのだろう。
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朝鮮語の「빵」ppangは日本語「パン」と同系であれば葡萄牙語pãoが語源だろう。
ブラジルのsamba[sãba]がシナ語で「桑巴舞曲」sāngbā wŭqŭになるのは葡萄牙語から採用された結果だろう。
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朝鮮語では「원숭이」(「원」は「猿」だが「원숭이」は「猴」の意味か)や「복숭아」(桃)に所謂「ガ行鼻濁音」が生じる。從って日本人で鼻濁音がある方言の話者は有利だが、そういう人は「친구(親舊)」(友達)を「칭우」にしてしまう可能性がある。
 
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日本語のnga行が發音できても意識してga行と区別できないと外語に有利とは限らない。「원숭이」や「복숭아」がうまく發音できても、「경기도(京畿道)」を「경이도」にしてしまったらことばが通じなくなる。
 
 
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ガ行鼻濁音の衰退が英語の影響だと言われるが、ガ行鼻濁音あるかないかということと語学に有利か不利かは別の問題である。それは日本語のnga行が異音だからである。英語のhungerとhangerの違いは母音だけでなく破裂音gの有無の関係している。
 
@kyojitsurekishi 英語のlongは「長い」と「切望する」の2つの意味があるので、longerには「より長い」と「何かを切望する人」の2つの意味があり、singerhangerから考えると名詞のlongerの發音は形容詞の場合と少し違うはずだが、辞書で確認できない。
posted at 21:25:16
 
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理論上はこういう区別になるはずだ。
longer[lɔ(ː)ŋgər](より長い)
longer[lɔ(ː)ŋər](切望する人)
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「北京」は英語でPekingまたはBeijingであるから、形容詞形はPekingeseまたはBeijingeseである。ここでガ行鼻濁音の「キ゜ー」が現れる。しかしPekingeseはPekineseになる。英語ではngはnになりやすい。
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朝鮮語では
金正日(김정일[kimdʒʌŋil]、Kim Jong-il)、金正恩(김정은[kimdʒʌŋɯn]、Kim Jong-un)の名前に「ガ行鼻濁音」が生じているのだが、日本ではこれらが「ン+母音」になっている。この場合、「ン」は鼻母音。
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 日頃、ガ行鼻濁音(nga行)を聞きなれない人はこれをガ行(ga行)でなくナ行(na行)だと思うだろう。日本人が「鍵」kagiをka-ngiと言うと西洋人は「蟹」kaniだと思うかも知れない。
 
20数年前、ある日本語教師が日本語のガ行鼻濁音が存在する理由を「話者が楽な發音をしようとする『息の経済学』によるもの」と説明していたが、ガ行鼻濁音が減っていく理由も「楽な發音を目指す」意識によるものだ。ガ行の發音を2種類覚える方が面倒である。ガ行鼻濁音に関して「日本語のガ行のgを全部破裂音で發音するのは大変じゃないか」などと思う人がいるようだが、ガ行のgを全部破裂音で發音する日本語を覚えた人にとってはその方が楽な發音なのだから問題ない。語中でgをngにする練習をする方が面倒である。
 
平壤(평양、Pyongyang)は日本で「ピョンヤン」になるが、厳密にはいわゆる「ガ行鼻濁音」が生じて「ピョン キ゜ャン」に近くなるはずだ。
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俗語で「違うよ」が*「チゴーヨ」でなく「チゲーヨ」になるのは話者が動詞「違い」を形容詞にして「近(ちか)い」→「ちけえ」と同じ要領で崩した結果だろう。江戸辯で「違(ちが)いない」→「ちげえねえ」もあ。。

 

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関連語句
鼻濁音 か゜ nga ngi ngu nge nger ngese ng' ngo(twilog)
 
参照