@kyojitsurekishi 「想」xiangと「相」xiangは朝鮮語でsangであるから、sangが*siangに似た形を経由し、sが口蓋化したのであろう。「霜」shuangではshで始まる。
posted at 14:47:55
 
日本語では「継続」はkeizokuで、「持続」はjizokuだが中国の所謂「普通話」では「继续」はjixuであり、「持续」はchixuである。「継」の子音は日本語でkのままだが現代北京音でjに口蓋化しており、「持」の子音は日本語音でjだが北京音では巻舌化してchになっている。
posted at 02:53:15
 
@nbir_chun 北京語では[ki]が[t∫i]のような音になってていますが、昔の中国の地名の英語表記はその口蓋化が起きる前の発音を採用したものがあり、Kiaochow>Jiaozhou(膠州)やSinkiang>Xinjiang(新疆)などの例があります。
#固有名詞問題
posted at 23:18:32
 
@hiro_b_tokio @nbir_chun @tententrumpet 北京語の声母Rはそり舌の有声摩擦音でzかj音に近く聞こえることが多く、ピンインのRibenをウェード式で書くとJihpenになると思います。
#固有名詞問題
posted at 23:23:12
 
@hiro_b_tokio @nbir_chun @tententrumpet 英和辞典でJapanの語源を調べると「中国語Jihpun」としているのが結構あります。これがいつの中国のどこの方言の発音かよくわかりません
#固有名詞問題
posted at 23:26:23
 
@hiro_b_tokio @nbir_chun @tententrumpet 広東語で「北京」は
BaK Ging。ベトナム語でBắc Kinhですね。広東語とベトナム語は一部の語彙が似てますが違うものもあります。「日本」は広東語でYatbun、ベトナム語でNhật Bảnです。
posted at 00:04:29
 
@hiro_b_tokio @nbir_chun @tententrumpet なるほど、ジャカルタは中国語で「雅加達」Yajiadaですね。ジョグジャカルタは「日惹」Riruo、音訳は「雍亞卡他」Yongyakataになるようです。#固有名詞問題
posted at 00:14:25
 
インドネシアの「ジャカルタ」はロシア語でДжакартаであり、英語のJakartaを採用しているようだが、「ジャマイカ(Jamaica)」はロシア語でЯмайкаであり、Yamaikaのような発音になる。「ジャマイカ」はシナ語で「牙買加」Yamaijiaになる。
#固有名詞問題
posted at 00:20:05
 
Sensoji Temple in Asakusa,Tokyoよりはわかりやすいかも知れません。
#固有名詞問題 #浅草寺
@itochat 「 Peking University in Beijing」という英語を発見。
不思議。
posted at 01:03:23
 
中国の地名の英語名の変遷を見ると「北京」はPeking→Beijing、「天津」はTiantsin(Tien Tsin)→Tianjinとなっており、所謂「普通話」では子音の口蓋化によってkiとtsiがjiになっていることがわかる。
#固有名詞問題
posted at 18:04:06
 
虚実歴史研究家@kyojitsurekishi10 分
シナ語の標準語、所謂「普通話」で「剛」gang1、「強」qiang2、「江」jiang1となる3つの漢字が朝鮮語ではどれも「강」kang(>gang)である。北方シナ語の声母の口蓋化が朝鮮語の漢字音の初声では余り起きていない。

 

の名前にあるように、シナ語の普通話で人名の「徐」Xu2と「許」Xu3は声調だけの違いである。Xuが読みづらい人のための配慮か、ウェード式のHsuがよく使われる。 

12月1日読売英語版の記事でThe departure of Premier Jiang Yi-huahとある。この人名は「江宜樺」らしいが、それならJiang Yi-huaで充分。最後のhuahの末尾のhは何のためにあるのか不明。
 
「江」の口蓋化を反映させない綴りの例には「揚子江」Yangtze Kiangもある。
普通話のピンイン表記ではYangzi Jiangになる。
「蒋介石」Chiang Kai-shekがJiang Jieshiになっているのは、「蒋」の声母tsと「介」の声母kが口蓋化した結果。
 
日本語で「居民」はkyomin、「住民」はjūmin、「居住」はkyojū、「住居」はjūkyoになるが、シナ語で「居民」がjùmínであり、「居住」はjūzhù、「住居」はzhùjūになっている。
 
つまり、「居」では日本語のkにシナ語のjが対応し、「住」では日本語のjにシナ語のzhが対応している。なお、日本語の「住」の音読みは歴史的かなづかいで「ぢゆう」であるから、本来は*dyū,*dzyūである。
 
Peking University in Beijingは「北京の北京大学」。重複表現だな。
Nihon University of Japan、Tsingtao Beer of Qingdaoもそうか。
 
朝鮮語で「人情」と「認定」が同音の「인정」なのだが、現代標準シナ語で「人情」がren2qing2、「认定」がren4ding4で異なる。朝鮮語の漢字語で「人」と「認」の声調の違いがなくなり、「定」の声母(初声)が口蓋化し「情」と同音になっている。
 
シナ語で「天」tian1、「千」qian1、「泉」quan2、「川」chuan1は区別されるが朝鮮語ではどれも「천」になる。固有語で「天」は「하늘」。漢語の「空」は「공」。固有語で「川」は「내」だが漢語「강(江)」もある。固有語で「泉」は「샘」。
 
つまり、朝鮮語の漢字音では初声(声母に相当)のうち、t、d音の口蓋化、破擦音化が進んでいる。「電力」と「全力」と「戰力」と「戰歷」が「전력」になることからもわかる。
 
「電力」「全力」「戰力」「戰歷」「前歷」が朝鮮語で「전력」になる。
「電」dian4と「全」quan2と「戰」zhan4と「前」qian2、更に「田」tian2と「煎」jian1も朝鮮語で「전」になる。
 
一方、シナ語の北京音だと「全力」は「权力」、更に「权利」も同音でquan2li4になる。朝鮮語で「全力」は「전력」、「權力」は「권력」、「權利」は「권리」である。北京音では初声でkの口蓋化が進み、音節末のkは脱落した。
 

朝鮮語の「相」sang(상)と「香」hyang(향)が中国の標準語でxiangになるのは、口蓋化の結果である。中国語の「商」shangと「相」xiangは朝鮮語でsangになる。

21:29 - 2020年5月2日

 

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