イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

↑「憂」の中の「心」だけを太くした。こういう藝当は手書きではできるが、パソコンや携帯電話での入力では不可能。パソコンで文字を太くする場合、どうしても文字全体を太くする以外にない。


「憂」「尤」「優」は全て今の北京語(厳密には普通話)で you1(you ̄)と読む。

中国で「憂」を「忧(=小+尤)」にしている。「憂」の中央の「心」が「尤」の左隣に移動していることがわかる。
「優」を「优」にした簡体字の場合、「イ(=人)」はそのままで、音符が「尤」になっている。

「憂い」は「愁い」と同訓であるから「憂愁」という熟語ができる。気のせいか「憂」が「夏の心」に見える。

「優」は「まさる」と「すぐれる」の訓がある。「まさる」だと「勝」もあるから「優勝」という熟語がある。