エヴァンゲリオンのアスカ(中国で「明日香」)は ASUKA である。
チャゲ&アスカのアスカ(中国で「飛鳥」)は ASKA である。
ASUKA の場合、日本人の發音では AS'KA である。
しかし、ASUKA の SU にアクセントが来ると「アスーカ」になる。
ASKA と書くと日本語の「アスカ」の發音に近くなるわけだ。

 

日本語の「ダイスケ」はローマ字で Daisuke だが su の母音はほとんど發音されない。
もし、Daisuke の su にアクセントがあったら「ダイスーケ」になるところだ。

 

 

五輪で高橋大輔が銅メダルを獲得したとき、英語のアナウンスを聴くと、名前の Daisuke は Dai- にアクセントがあり、Dais'ke に近かった。
日本語の發音に忠実だった。
松坂大輔が Dice-K と書かれることがあるのはそのためだろう。

 

 

ちなみに語末の ke は英語では [ki] または [kei] または [kə] になるのが普通である。
karate,karaoke が英語でどう發音されるか考えるとよくわかる。

 

 

すると「ダイスケ」は「ダイスキ」になりそうだが、英語の [i] は弱まると [ɪ]([i] と [e] の中間)になって、これは [e] に近く聞こえる。

 

 

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2010年2月 2/28

 

 

関連語句
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