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biblio または biblio KDDI で検索

KDDIから出す携帯型の電子本らしい。
もっとも電子辞書でわかるように、電池が切れたら入れ替えないといけない。
それなら紙に印刷した本のほうがいい。

携帯電話を腕時計代わりにしている人がいるが、携帯電話など、時計としては電池の持ち時間が短すぎて役に立たない。携帯電話は外で電池が切れると家で充電しないといけない。
それで外出するとき、その直前に電池が切れて充電していると、たとえ外出時に充電が完了していても、忘れて携帯電話を持たずに出かけることもよくある。

道具とはそういうものだ。
この biblio は電車の中の中吊り(なかづり)廣告で知ったのだが、電車の客が電子書籍を読むことを想定しているのだろうか。電車の中では携帯電話の使用は禁止されているはずだが、観たところ守っている人はほとんどいない。電車の路線図、乗り換え案内など、キオスクで買う小さい本で観ればいいのだが、ネットで調べるシステムが出るとみな、電車で携帯電話を使うようになる。

電子書籍が電車の中で禁止の対象になるかわからないが、携帯電話にこの電子書籍の機能が融合したら、また乗客が電車内で携帯電話を使うことになる。

biblio は Bible と同系で、「本(書籍、書物)」を意味するギリシャ系の語彙。
ラテン語では liber になる(母音 i を長くして līber にすると「自由な」になる)。

エスペラントでは「本(書籍、書物)」が libro で、「図書館」が biblioteko である。
英語では「本(書籍、書物)」は book というゲルマン系の語彙(下注釋)を使っており、
「図書館」でラテン系の library を使っている。
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bible または bibliothec で検索

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2009年6/29


注釋
英語の book は古英語で単数形 bōc、複数形 bēċ。
英語の book は beech(ブナの木)と同系のようである。


参照
書と書店と図書館
本と雑誌について、追加

ものがたりの歴史>携帯電話はあっても不便であるz