2011年12月19日 (月) 晴れ
今日は暑かった
テレビ画面の気温は15時で36°
La.はもっとあったんじゃないかな?
今日の事件は昼休み
ちょうど12時からの休みの真ん中12時59分
事務のSちゃんから「先生急患です 重症みたいです」って。
昼寝に入るかな~ってゴロゴロし始めたところで、妊娠30週の妻が「腹が張る」って言うのだから、やむなく起きてお使いに出かけようとしてたところだったので、珍しく起きていました
急な電話にボケた頭を呼び覚まして駆けつけたら、患者さんを搬送してきた家族が5-6人廊下でうろうろしてて、「Aka(ここ)
」みたいに手招きしてる。
患者さんの顔は見たら、真っ白。
「
」
呼びかけに反応なく、目はうっすら見開いたまま。
急いで呼吸・脈を確認したけどCPAでした。
患者さんは93歳のお年寄りで、Sanatorioから20㎞ほど離れた隣町に住んでいる人。
普段調子が悪いときはEncarnacionまで通院していたとのこと。
此れといった持病もなかったんだけど、昨日あたりから咳をしだして、今朝からは背中を痛がって、具合が悪かったようです。
患者さんのお孫さんたちが言うには搬送途中の車の中では呼吸していたとの話。
詳細不明の内因性CPA
直ちに心マにバッグ・マスクで人工換気。
Adrenalin ivして15分ほどCPRを継続したけど残念ながら反応ありませんでした。
日本の救命センターなら原因精査に腰椎穿刺したり、エコーやレントゲン位ならあてるかな~
とか考えたけど、ここパラグアイはすべての医療費が患者自己負担で、生活費に対してけっこう高額。
家族が「咳してたから肺炎だと思う」といえば大きく違わなければその通りにしてしまう・・・
なんとなく後ろめたい気持ちがするのは医療教育環境の違いからで仕方ない・・・と私自身で納得させてました
死因を分析したり統計を取ったりするのはとても大事なことだけど、世界中の貧困国では生活の方が大変で医療に金を使えなかったり、ましてや統計取るために・・・なんて協力できる方が少ないんじゃないかな?とか考えたりします。
先進国では当然の医療統計や予防医学の考えを浸透させるのって、「常識」になるまではかなりの時間と教育・お金がかかるんだろうな~

La. , パラグアイの夕日
逆さにしたらパラグアイ国旗みたいです