WindowsUpdateのエラーでWindows10にアップグレードできなかったお話。 | ガラス越しの世界

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たまには技術情報もあるよw

はい、こんにちは。

Windows10への無償アップグレードが始まりましたが。
我が家のPCも一応アップグレードの準備だけしておこうと思ったらWindowsUpdateのエラーにより難航したので、状況と対応方法を残しておきます。

事の始まりは、Windoes10へのアップグレード準備が整った、と通知があった時。
戻せるから一度Windows10にアップグレードしてみようと思い、ボタンをぽちっと。
そしたら、「WindowsUpdateサービスが実行されていません」みたいなエラーが出てアップグレードできませんでした。
完全にWindowsUpdateのエラーね。

WindowsUpdateのログ(C:\Windows\WindowsUpdate.log)を確認したところ、以下のエラーが発生していました。

"DtaStor FATAL: Failed to initialize datastore, error = 0xC8000247"

調べたら何かの暗号化プログラムのデータベースが壊れている、というエラーらしい。
で、下のフォルダが空になっていました(ここにデータベースファイルが格納される)。

C:\Windows\System32\catroot2


これの対応方法は、コマンドプロンプトを右クリックのメニューから「管理者として実行」で起動し、以下のコマンドを実行。

net stop wuauserv
cd %systemroot%
ren SoftwareDistribution SoftwareDistributionold
net start wuauserv
net stop bits
net start bits
net stop cryptsvc
cd %systemroot%\system32
ren catroot2 catroot2old
net start cryptsvc

これでcatroot2の中身が新しく作られます。
。。。のはずが、なぜかうまくいかず。
イベントログを見たら、cryptsrv(だったかな?)で以下のエラーが大量に発生していました。

"Catdbsvc.cpp encountered JET error -583"

調べたところ、どうやらHDDのセクタサイズが512byteになっており、それではセクタサイズが小さいとのこと。
なぜそうなったかと調べたら、Intelの「Matrix Storage Console」というツールを使ってRAIDを構成しており、そのツールを使うとセクタサイズが512byteに固定されてしまう、とのこと。
IntelのHP内にあるダウンロードセンターから「Intel® Rapid Storage Technology (Intel® RST) RAID Driver」をダウンロードしてインストールして上記コマンドを実行したところ、解決しました。

が。
今度は管理画面である「Intel Matrix Storage Console」で構成を表示できなくなり^^;
こちらの画面で見れるようにしたら再発( ; ゚Д゚)

仕方ないのでドライバを再度インストールし、管理画面は表示できないままにしました。

みたいな流れです。
結局のところWindows10でちゃんと使えています^^
MediaCenterの代わりは調達していないのですが今のところ特に問題ありません(元々DVDをそれほど観ません^^;)。

という感じです。