【H100形DECMOのパクリ?!乗り心地が向上した】天竜浜名湖鉄道新型車両THG100形に乗る
天竜浜名湖鉄道は2026年3月14日から新型車両THG100形(写真)を運転開始した。「形」と書いて「かた」と読む鉄道事業者が多いが(例えば京急や小田急)、天竜浜名湖鉄道のTHG100形は「けい」と読む。運転開始初日(3月14日)は一般営業はせず、団臨扱いで天竜二俣~掛川の往復運転しただけであった。一般定期列車として営業運転開始したのは4月1日(年度始まり)からである。THG100形は事実上の限定運用で下記列車で運転していた(2026年4月の段階では)。
208レ(天竜二俣6時36分→掛川7時30分)
111レ(掛川7時34分→新所原9時50分)
126レ(新所原10時22分→掛川12時30分)
229レ(掛川12時59分→天竜二俣13時48分)
↑この4本に限る。朝から昼過ぎまでの運転で、天竜二俣~新所原は1往復のみとなっていた。
一般定期列車として運転開始初日(2026年4月1日)に乗りたかったが、気付いたのが遅く翌日の4月2日となった。126レと229レの2本に乗ってみた。
【乗車日】2026年4月2日(金)
【1本目】天竜二俣11時44分→桜木12時22分の126レ掛川行き
【2本目】桜木13時07分→天竜二俣13時48分の229レ天竜二俣行き
【車両】THG100形のTHG101
【そもそも天竜浜名湖鉄道の新型車両THG100形とは?】
THG100形は、川崎車両株式会社が鉄道インフラの維持と地球環境課題への解決を両立することを目的に開発した電気式気動車GreenDEC®です。将来のカーボンニュートラル実現に向けた新動力にも対応できる車両となっています。
“デザインテーマ”
「沿線のシチュエーションに違和感なく溶け込む親和性」
「新型であることをアピールするインパクトと清新さ」
シンプルで地域の皆様からも愛され、かつ、次世代に向けた新しいコンセプトの車両であることを意識して、これまで踏襲してきたコーポレートカラーであるオレンジ、グリーン、ブルーの三色を活かしつつ、躍動感あるデザインとしています。
オレンジはみかんと夕日、グリーンは沿線の山や茶畑、ブルーは天竜川と浜名湖の水面を表します。
🚃THG100形 新型電気式気動車の定期運行を開始します!!🚃 – 天浜線(天竜浜名湖鉄道株式会社) – 日本の原風景に出逢う旅。
川崎重工グループの川崎車両は、地域の鉄道公共交通維持と非電化鉄道の地球環境課題解決の両立を目的に、将来のカーボンニュートラル実現に向けた新動力にも対応できるプラットフォーム車両として、電気式気動車「GreenDEC®」を開発しました。
(中略)
「GreenDEC®」は、電気式気動車の特徴である、ディーゼル機関で発電機を動かし、発生した電気でモーターを動かす仕組みをベースに、モーター、インバータ、歯車減速機などの機器を、一般的な電車との共通使用を可能としています。これにより、気動車の交換部品の入手性の向上やメンテナンス作業の軽減を図ることで維持コストの抑制に寄与します。
これに加え、「GreenDEC®」では、鉄道分野のカーボンニュートラル実現に寄与する新たな気動車として、将来の水素駆動機関等の採用または交換等の発展性を見据えた構造やレイアウトとすることで、水素利用までシームレスに対応できるプラットフォームを採用しています。
新動力に対応できる電気式気動車「GreenDEC®」を開発 ~ 地域の鉄道公共交通維持と非電化鉄道の地球環境課題解決の両立を実現 ~ | プレスリリース | 川崎重工業株式会社
車両仕様:
①製造会社:川崎車両㈱
②長さ:18 m
③重量:約37 トン
④最高速度:95 km/h
⑤定員:111人(座席:一般30人、優先3人の合計33席)
⑥車体材質:端部は炭素鋼、側・底・屋根部はステンレス鋼
⑦窓の上下に配置した細い帯の色:みかんのオレンジ色、茶畑の緑色、浜名湖の水色(下のみ)
川崎車両㈱は従来のような鉄道会社別の個別設計ではなく、各鉄道会社に 共通で提案できる標準車両を取りまとめるために”Green DEC プロジェクト”を立ち上げた。 詳細は不明だが、その車両に天竜浜名湖鉄道仕様をオプションで追加した形になっているようだ。 なお、Greenの意味は二酸化炭素削減のカーボンニュ-トラルを考慮して、将来は水素エネルギー 活用も考えているようだ。DECはディーゼル・エレクトリック・カーとのことだ。また天竜浜名湖鉄道は開発を一緒に行ったローンチ・カスタマーである。
鉄道友の会静岡支部報「展望車232号」(2025年12月発行)より引用
天竜浜名湖鉄道、新型車両を定期運行開始 25年ぶり導入
浜松・天竜 浜名湖鉄道(天浜線)の新型車両「THG100形」が2026年4月1日、定期運行を開始した。(浜松経済新聞)同社は従来、液体式気動車(ディーゼル車)を運用してきた。部品の廃盤化や製造中止が相次ぎ、保守に課題を抱える中で、次世代車両として川崎車両が開発した新型車両の導入を決めた。車両価格は3億7,400万円。新型車両の導入は25年ぶり。今回は全15両のうち1両を新型とし、今後は毎年1両ずつ更新を進める。「THG100形」は、ディーゼルエンジンで発電機を動かし、その電力でモーターを駆動する電気式気動車。鉄道インフラの維持と 環境負荷低減の両立を目的に開発された。将来的には蓄電池の搭載による カーボンニュートラル対応も視野に入れる。車内は制振性が高まり、静粛性も向上した。座席数は従来の42席から33席に減らし、通路幅を広げ、混雑時の乗降のしやすさにも配慮。4人掛けボックス席に加え、2人用の 対面シートを導入し、利用シーンに応じた配置とした。 デザインでは、沿線の風景に調和させつつ、新しさが伝わる外観を目指した。基調色は、コーポレートカラーのオレンジとグリーン、ブルー。オレンジはミカンや夕日を、グリーンは山や茶畑を、ブルーは天竜川と浜名湖の水面を、それぞれ表現する。
↑である。
天竜浜名湖鉄道はTH2100形で新潟トランシス製の車両を使っていた。これと同じ車両は全国の第三セクター鉄道で広く導入されている。しかし、車両故障が多発し近年では猛暑もあってか夏場は運休や運用変更が生じる事もあった。TH2106に至っては再起不能と判断され事実上廃車になった(今も天竜二俣駅の3番線隣の線路に残置)。
そこで新型車両導入と言う話になったのだが、天竜浜名湖鉄道は年間約4億円の売り上げしかなく、ギリギリ数百万円の黒字を計上するのがやっとで、1両ウン億円(上記引用記事によれば3億7,400万円)もする新型車両を自前で購入する事は到底不可能である。そこで沿線(浜松市、磐田市、掛川市など)の協議会に話を持ち込み自治体(株主でもある)が購入費を助成する事になった。それでも潤沢に資金確保出来るわけではないので、導入両数は年間1両に限定し、これを2029年度までに5両程度は導入したいとしている。
なお、TH2100形が13両(TH2106は含まない)、TH9200形(イベント対応の転換クロスシート車)が1両の合計14両が稼働する。1日10運用程度でまわせているようなので、今のダイヤのままならば少なくてもTHG100形は14両あれば足りる事になる。今の所(2026年4月時点)TH2100形の引退時期は決まっていない。
ではどんな新車か?と言う話になるのだが、TH2100形では気動車特有の部品の確保にも苦労した事もあったので、なるべく他社の車両(特に電車)と部品を共通化させることにした。非電化路線なのに電車の部品を使うとは理解し難い所があるが、JR東日本では既にその実績があり、同社では保有車両の9割が電車で気動車は1割しかないので電車との部品の共通化はある意味”必達”だった。電車が無い鉄道会社へのメリットとしては、そもそも部品はメーカーなどから調達するので在庫が多く確保しやすい。しかも汎用性があるので値段が安い。今や技術革新で何が何でも液体式気動車でないとダメともなっていない理由も大きい。
と言うのも2020年代に入ってから液体式気動車の新車が大幅に減っており(液体式気動車特有の整備が現場の負担になっていること、CO2などの温室効果ガス排出削減も求められるため)、JR北海道のH100形のような電気式気動車か、JR東日本のHB-E220系のようなハイブリッド式気動車になっている。そういう流れからも液体式の選択は消えて、電気式かハイブリッド式になった。JRではロット数(製造数)が多いので比較的安く作れると言うメリットがあるのだが、年間1両しか導入出来ない第三セクターや地方民鉄にとっては”高い買い物”となってしまう。具体的な金額が公表されているわけではないが、静岡鉄道がA3000形を新車導入した時に結果から言ってしまえば”高い買い物”になってしまい、収支改善などの理由で運賃値上げをした事例もある。
そこで川崎車両(川崎重工業の鉄道車両製造部門)が第三セクター鉄道向けに電気式気動車を開発し、三セク各社の要望に応じて改良を加える事が出来るようにした。具体的に改良とは車両の長さ(18メートル車か20メートル車か)、座席の仕様(セミクロスシートかロングシートか)、トイレの有無などである。川崎車両は「GreenDEC」と称して製品化した。ローンチ・カスタマーになったのが天竜浜名湖鉄道であり、次に導入したのが福岡県の甘木鉄道(ARe500形)である。今後も”兄弟車”は全国の三セクに普及するだろう。
甘木鉄道では新型車両を導入します
〇甘木鉄道では、車両の老朽化等に対応するため、新型車両を導入し、現在運用している車両を すべて更新することになりましたので、お知らせします。
〇これからも、「利用しやすい鉄道」「親しみやすい鉄道」「魅力ある鉄道」「安全・安心な鉄道」 という4つの将来像の実現に努めてまいります。
新型車両の概要
<車 両 形 式> ARe500形
<駆 動 方 式> 電気式気動車
<新造車両数> 1両/年 計8両
<営業開始時期> 2026年3月14日(予定)
*更新対象車両 AR401(令和7年度)
↑”兄弟車”については甘木鉄道のプレスリリースを参照されたい。
【THG100形乗車レビュー。乗り心地が向上した印象。”小道具”まで注目するとJR北海道のH100形DECMOのパクリかと思った】
↑日付を示すプレートがあればTHG100形定期列車運転開始2日目に乗った事が分かるだろう。”証拠”として掲載しておくが、試験的に動画で撮影している部分が多く(YouTubeで”小銭稼ぎ”する目的ではない)、動画を画像化したものは粗悪なものとなってしまった。他にブログで使えそうな素材が無いので粗悪な画像を使わざるを得ない点は最初に断っておかないといけない。
↑この4枚が動画を画像化した粗悪な写真であるが見栄えが悪い。その辺はお許しいただくことにして、天竜二俣から126レに乗る。突発的な運用変更は無く発表通りTHG100形であった。天竜浜名湖鉄道待望の新型車両という事で、これ目当てで撮影・乗車するお客も居た。鉄道に詳しくなくても”とにかく目立つ存在”で、独特のオーラを出していた。
126レは天竜二俣11時40分着~11時44分発でこの間に運転士が交代する。天竜浜名湖鉄道には約30名の運転士が在職されるようだが、既存のTH2100形とは明らかに運転方法や機器類の取り扱いが異なるので、全員に研修が必要だ。川崎車両から天竜浜名湖鉄道への納車は2026年1月11日夜間であったが、それから約2ヶ月かけて試運転やハンドル訓練を行った。天竜浜名湖鉄道はそもそも人手不足で(それを理由に2024年には減便も行っているが、2026年時点では元の本数に回復している)THG100形に対する訓練は日々の業務の合間を縫ってやらないといけない。そんな暇(余裕)は無いので営業運転開始は早くても2026年6月頃になるのでは?…とウワサで聞いていたが、実際には思っていたよりも早かった。運転士以外にも整備関係者の研修や訓練も必要なので、少なくても営業運転開始の段階では完了しているはずである。
↑いかに「三セクらしい」と感じたのが、「ワンマン前降」のサボと言うか表示板。側面の造形だけ見れば、天竜浜名湖鉄道にかつてあったTH3500形(天竜二俣駅3番線隣の側線に現在でも残置)に似ている。素材がステンレス製に変わった以外はあまり新鮮味を感じない。
↑Green DECのロゴも付いている。基本的にはどの社の所属であっても付ける事になろう。前述の通り天竜浜名湖鉄道はGreen DECのローンチ・カスタマーであり”先駆者特権”がある事は強調しておきたい。
↑車内に入る。車番はTHG101である。恐らくTenryuHamanakoGreen DECの略であろう。書体やデザインは何処かで見たことがあるような気がする。その辺は後術する。川崎車両のロゴマークも付いているが今やアルファベット表記だ。「2026」と言う表記もあるがこれは落成日(2026年1月10日頃)を基準にしているのだろう。
↑これはJR北海道733系4000番台の製造メーカーを示すプレートだが、2020年代の新造車でこれを付ける事は激減した。川崎車両としては複数のデザインのそれを用意しているのだろうが、鉄道会社の希望で決めているのだろうか?
↑運転席のレイアウトは基本的にTH2100形を踏襲している。細かい差異はあるのだろうが、パッと見で明らかに変わっているのがワンハンドルマスコンになった事だ。TH2100形はツーハンドルマスコンだったので、運転操作方法は従来車と明らかに異なる。一般的にツーハンドル車→ワンハンドル車に変わると運転業務の負担軽減になるので、最初のハンドル訓練では苦労するかもしれないが慣れてくれば扱いやすい車両となろう。
細かい部分で気になったのが時刻表差しの下に電波時計が新設された。運転席に時計を置く事例は2010年代以降に民鉄や路線バスで増加したがJRでは意外にも見られない。
↑ドアは片開きで幅は1,000ミリある。半自動ドアボタンも搭載している。車両の前と後ろに1つずつある2ドア車である。ドアチャイムはJR東日本のE231系などと同じであった。個人的には違和感があり「都会的な音」と言う印象なので「ド田舎でこれを聴くのは…」と戸惑った所もあった。
↑車内の見通し。ドア付近はロングシートで、真ん中辺りにボックス席が3組ある。掛川方に向かって左側(山側)が2人掛け、右側(海側)が4人掛けである。全体的にシンプルな車内だ。窮屈さを感じない広々とした大きさは、電気式気動車では比較的珍しいように感じた。
↑新所原方のドア付近(右側・海側)にはピンク色のモケットの優先席(3名分)と車椅子スペースがある。
↑これも「都会的」だと思ったのが液晶画面の運賃表。JR各社で納入実績が多いレシップ製のものだ。具体的な機種名までは不明だが、書体やデザインなどはほぼ同じである。運賃以外にも右半分の画面に啓発案内も表示可能である。今の所は啓発だけの表示だが、この部分を売り出せば沿線企業や観光地などの宣伝も理屈上は可能である。当然タダではやらないので天竜浜名湖鉄道としてはこの部分で”小銭稼ぎ”(広告収入)も出来なくはない。
これもどこかで聴いた事がある警笛音(ホーンと言っても良い)を鳴らして起動開始(発車)すると最初の10km/hまではモーターなどの電力を使い動き始める。その速度を超えるとやっとディーゼルエンジンが起動する仕組みである。この辺は他社の電気式気動車やハイブリッド式気動車と同じである。
ディーゼルエンジンは1基のみの搭載で、掛川方が動力台車、新所原方が付随台車である。細かいスペックを拾うと、直噴式内燃機関、電気式燃料噴射量制御、出力は331KW(約450馬力)である。どこのメーカーのエンジンか?は不明である。
※参考文献:天竜浜名湖鉄道と川崎車両の連名で発行したチラシより
掛川方のロングシート付近ではエンジン音が多少聴こえてくるが近くに居ても非常に静かである。エンジン音が目立つ事は無い。逆に新所原方のロングシート付近では気動車と思えぬほど静かさで発車した事に気付かない。新所原方は電車で言うクハ相当の乗り心地である。
↑2人掛けのボックス席に座る。座面は固くも無く、柔らかくも無い、理想的な座り心地であった。川崎車両はこのデザインのモケットを採用しているが、鉄道会社が希望すれば(オプションと言う形で)別デザインのモケットも導入出来るのだろうか?
ボックス席のシートピッチなどのデータは発見できなかったが、既存のTH2100形よりも足元が広くなった感じがした。その分ボックス席の乗り心地(座り心地)も向上している。
↑つり革はマル(○)である。天竜浜名湖鉄道では「つり革オーナー」制度があり、年間2万円(税抜き)を払えば1年間宣伝などを掲出することが出来る。想定としては沿線の企業や観光地であろうが、一般人でも良く、インフルエンサー(YouTuberなど)が自分の宣伝を出しているらしい。今の所はTHG100形限定で、2026年度については応募枠いっぱいになり申し込みを締め切ったと言う。偶然座ったボックス席の頭上にあるつり革を見ると、私の知っている業界関係者であった(一応話では聞いていた)。その私も当ブログなどで”小銭稼ぎ”が出来れば、2万円の軍資金を元手にTHG100形のつり革で宣伝を出せるかもしれないが。
↑掛川方のロングシートに着席すると、山側は機械室であった。そこは通路(立ちスペース)となっており、この辺は他社の電気式気動車と差異は少ない。THG100形は18メートル車で、JRで多い20メートル車と比べると搭載機器が削減出来る事もあってか?機械室のコンパクトサイズになっている。
↑掛川方のロングシートにはスーツケース置き場があった。概ね1台分程度でボックス席との境界部分にある。体形が細身であればここに立つ事も可能である。これは近鉄の8A系を参考にしたのだろうか?なお8A系は近畿車輛で製造しているのでメーカーが異なる。
↑以上がTHG100形の乗車レビューであったが、総じて言える事は「JR北海道H100形DECMOのパクリ」(写真)であること。
”完コピ”とまでは言わないが、基本的な乗り心地、ドアチャイム、半自動ドアボタン、液晶画面運賃表、車内全体のレイアウト、運転席の構造(細かい差異はあるが)、警笛などは”ほぼ同じ”であった。「これはDECMOなのか?!」と思った次第である。
DEOMOのスペックを簡単に拾うと、20メートル車、トイレあり、床面高さが1,150ミリ(THG100形は1,140ミリ)、乗車人数は99名(THG100形は111名)、寒冷地仕様などである。この辺はそのまま使っていないが、ドアチャイムや液晶画面運賃表などの”小道具”についてはなるべく共用化している感があった。JRや大手ならば”小道具”も自社で新規開発する事例は多いが、三セクだとそう言う所こそコストを下げたい。今後のメンテナンスも考えれば、部品の確保や整備方法についてもメーカーや他社ではノウハウがあるので、都合よく進めることが出来る。”小道具”は新規開発の必要は無く、他社でも実績のあるものを使っても特に問題無いし妥当な選択である。それが「パクリ」と言って面食らうのは一部の癖の強い鉄道マニアだけである。厳しい意見かとは思うが”小道具”も含めてしまえば、”他社比”で見てしまうと新鮮味はあまり感じなかった。
↑桜木駅で下車して、花見をした後に折り返しの229レで天竜二俣まで乗る。「H100形のパクリ」と酷評したものの、乗り心地は非常に良好で、車内の備品(座席、つり革、車内移動のし易さなど)も使い勝手は良かった。H100形のように窮屈な印象が無い。それもそのはずでTHG100形にはトイレが無い。トイレが無い分だけ広々とした車内であった。
…当分の間限定運用で運行しているが、その理由としてはTH2100形と併結が出来ないためである。2027年以降も車両数が増えるので運行列車も少しずつ増えるだろう。








































































































