※記事内の写真は2025年12月に撮影したものです。

 

1日目①駅前観察~JR長崎本線”佐賀駅”~

1日目⑤駅前観察~松浦鉄道、JR筑肥線”伊万里駅”~

2日目①駅前観察~JR唐津線”鬼塚駅”~

2日目②駅前観察~JR長崎本線、唐津線”久保田駅”~

2日目③駅前観察~JR長崎本線、佐世保線”江北駅”~

2日目④駅前観察~JR長崎本線”肥前浜駅”~

2日目⑤駅前観察~JR長崎本線”多良駅”~

 

観光列車「ふたつ星4047」で長崎本線を南下しています。

多良から約20分、12時ちょうどに長崎県に入って最初の駅小長井に到着。ここでは6分間停車しますが、お買い物タイムではなく・・・

 

↓撮影タイムです~。目の前に有明海が広がる絶景駅です。

 

駅前観察

 

小長井駅はだいたい南北方向に伸びる駅です。出入口は西側のみにあります。

肥前大浦(江北、佐賀)↗

↙(諫早、長崎)長里

 

駅所在地:佐賀県諫早市

1日乗降客数:約230人(※2016年度)

 

観察時の状況:平日、昼

 

~駅西側~

 

↓駅舎は1973年の無人化後、1989年に建てられたものなので、業務スペースはないようです。右は構内跨線橋。

 

↓上写真左(北)。駅前は山が迫っているため民家が十数軒ほどと建物は少ないです。400mほど先に市役所支所(小長井支所)があり、そこから先に広がる平地にはかなりの数の住宅が集まっています。その中にある漁港もなかなかの規模です。

↑正面左右に小長井駅前バス停があります。長崎県営バス運行の諫早駅方面と小長井支所を結ぶ1路線のみが通ります。ごく一部の便は支所よりも先に足を伸ばします。

本数は平日1日16本(土曜日14本、休日13本)、昼間1時間毎と多めです。朝夕には30分毎になる時間帯もあります。長崎本線は1日9~10本、かつ朝夕の本数が多めで昼間6時間以上間隔が開くこともあるため、昼間はバスの方が圧倒的に便利です。

 

↓上写真背後。こちら側も、正面の崖の上が平らなようで、駅から少し離れた所に住宅が集まっています。

 

↓列車内から駅正面を望む。正面の平べったい建物は以前は小さなスーパーだったようです。その背後の山の上は平らなようで、いくつかの集落や畑地が見受けられます。山の上にはおいしいゼリーでお馴染みのたらみの工場もあります。意外~

 

~駅構内(1面2線)、駅西側~

 

↓ホーム南端にある跨線橋から構内を望む。シンプルな1面2線に、平地で狭いながらも山側に側線を1線備えます。現在は保線車両置き場になっていますが、小長井駅でも1962年まで貨物扱いがあったそうなので、以前は貨物側線だったのでしょう。

 

↓諫早、長崎方向(上写真背後)を望む。左奥の陸地は半島状に海に突き出しているので、線路は少し内陸に進みます。その先も車窓から海を望めるものの、これだけ海に接近しているのはここだけ。

諫早方向は朝に当駅始発、夜に折り返しが1本ずつあるので若干本数が増えます。とはいってもそれが加わっても1日10本。まだまだ過疎区間と言わざるを得ません。

駅前観察おわり

 

↓最後にありきたりのアングルで撮って、車内へ戻ります。

 

12:06小長井を発車。この先、長時間停車はなく途中、諫早のみ停まって終点長崎です。

 

↓右奥の海上にポツポツと建っているいくつかの構造物は諫早湾干拓堤防です。約7㎞にも及ぶこの長大堤防により海は分断され、陸側は淡水となっています。水害の多い沿岸地の防災が建設の主目的のようですが、やはり漁業へ大きな影響が出てしまっているそうです。堤防上は道路となっており、対岸の島原半島に抜けることができます。

 

↓長里駅通過中。陸側には田畑が広がります。

 

↓駅を通過したらすぐに長里川を渡ります。後ろ100mほど先はもう海です。随分と水が少ないですが、航空写真だと川幅いっぱいに水が流れているので、海の干満に影響されるようです。

長里を出ると少し内陸に入り、海はあまり見えなくなります。

次の湯江で折り返し列車が2本加わり若干本数が増えます。増えたとて1日11~12本。まだ少ないなぁ。

 

12:26諫早着。単に乗降のための停車なのですぐに発車します。諫早と2つ先の喜々津の間は列車本数が多めなので、これまで基本的にのんびり走っていたふたつ星もキビキビと走ります。

 

↓喜々津の手前で建設中の道路が目に入りました。この先(右方向)にある産業団地とスポーツパークへのアクセス道路のようです。

 

喜々津から長崎本線旧線に入ります。旧線の本数は1日16~17本、概ね1時間毎ですが、昼間は時折2時間開きます。ダイヤに余裕があるので、ふたつ星も再びのんびりモードに戻ります。

 

↓新線と分かれて、ググっと右に曲がると早速海沿いに出ます。焦らさないねぇ(笑)。ただ、まだ諫早の市街地で、右奥の陸地は新しめの埋立地みたいです。

先ほどまでは進行方向左側に諫早湾(有明海)が見えていましたが、これからは進行方向右側に大村湾を望めるようになります。

 

↓東園駅手前。信じられるかい、列車内から撮ってるんだぜ。海スレスレを走りながら左奥に進みます。

↑正面にポツンと浮かぶ島は臼島。その右が大村市街地です。

 

↓左奥の海の上に立つ小屋を覚えておいてください。

 

↓海沿いを回り込んで小屋の脇を通過。サギか何かが偉そうに屋根のてっぺんに突っ立ってますね。この辺りでは海をゆっくり眺められるように徐行運転してくれました。

 

↓海が近く、水もきれいなのでタイミングが良ければ列車から泳いでる魚も見えそうです。

さらに波も穏やかなので、海の中がよく見えました。大村湾は四方を陸地に囲まれているので、基本的に波は穏やかなようです。

 

↓こちら側は民家すらまばらですが、対岸には建物が建ち並びマンションも見受けられます。大村の市街地です。

 

↓正面の海上に見える赤い構造物は長崎空港の誘導灯が設置された橋と思われます。その奥の海上に長崎空港があります。大村側と橋で結ばれています。

長崎空港は関西空港のような人工島ではなく、箕島という有人島を整地、拡張して建設されたそうです。空港建設に際して住民は島外に移住しています。

 

↓大草駅到着前。正面が鹿島、その右に並ぶのが竹島、奥は先ほども見えた臼島です。鹿島は有人島で人口は10人以下。定期航路はなく、住人は自家用船で本土とを行き来しているそうです。

 

↓大草駅を出たら内陸に入っていきます。長い時間楽しませてくれた海ともお別れです。さようなら~

 

↓海が見えなくなった代わりに、見事なみかん畑が車窓に現れてくれました。この辺りでは江戸時代後期からみかん栽培が行われているそうです。周辺の旧村名である伊木力を冠した「伊木力みかん」のブランドで売り出されています。

 

↓本川内駅手前で長崎バスと並走しました。あちらも長崎駅へ行きます。長崎駅を経由して中華街が終点です。

 

次の長与からは折り返し列車が7本加わり本数は一気に1日24本まで増えます。時折あった2時間の大穴も区間列車で埋まり、ここからは昼間もおおむね1時間毎に。

車窓は急に農村から住宅街に変わります。この辺りが長崎市郊外の外縁に当たるようです。

農村→郊外と車窓はガラッと変わり、最後はピカピカの高架に上がって13:15終点の長崎に到着。

 

↓観光列車らしい盛大なお迎えはなく、スタッフの方のお見送りで降ります。コミュ障一人旅はそれくらいあっさりしていた方がありがたいのよw

 

10年ぶりに長崎駅に降り立ちました。駅の観察は翌日に回して早速、長崎の街へ繰り出します。

 

つづく(次回の更新は7月16日の予定です。)