※記事内の写真は2021年12月と2024年6月に撮影したものです。※が付いたものが2024年撮影です。
三河島駅はだいたい東西方向に伸びる駅です。高架駅で駅出入口は東端にあります。
←(上野)日暮里 南千住(取手)→
1日乗降客数=約2万1000人(2022年度 ※2019年度は約2万3000人)
周辺にある他路線の駅(概ね500m以内)→京成本線新三河島駅
観察時の状況:平日、昼
①↓駅出入口を西に望む。駅構内はきれいにリニューアルされているものの、橋脚や橋桁に年季を感じられます。
②↓駅出入口正面(上写真背後方向)を望む。エキナカなんて洒落たものはありませんが、正面の高架下にはクリーニング店とチェーンの中華料理店があります。
~駅南側~
③↓駅出入口前を横切る尾竹橋通りを南に望む。通り沿いには低~中層ビル、マンションが並び、ビルの1階部分はだいたいがお店になっていますが、チェーン店は少ないです。訪問時は賑わいを感じられませんでしたが、飲食店が多いので夜は多少賑わうのかもしれません。
↑正面に三河島駅バス停があります。
通る路線は都営バス2路線だけで、日暮里駅~亀戸駅と浅草寿町と東武伊勢崎線梅島駅近くの足立梅田町を結ぶ路線です。いずれも平日昼間毎時3~4本と都営バスとしてはそこそこの運行頻度です。
④↓駅南側を西に望む。左は再開発によって建設されたタワマンで、下層階には飲食店や薬局など多数のお店が入っています。再開発されたのはタワマンの部分だけで、奥はそのままです。住宅や町工場などが混ざっているようです。
⑤↓タワマンの南側の道路。道路は大して広くありませんが、これでも再開発前よりかなり広くなっています。右奥には新しめのスーパーがあります。
⑥↓上写真左奥の道路を望む。やけに蛇行した狭い道路沿いには意外にもパラパラと飲食店があります。
~駅北側~
駅北側は再開発が行われます。こちらの図の南に三河島駅があります。そして東が尾竹橋通り。それでは再開発区域の南東側から時計回りに見ていきましょう。
⑦↓駅出入口付近から尾竹橋通りを北に望む。正面が再開発区域。正面に下層階にお店が入ったタワマンがズドンと建ちます。南口と一緒やないかい。
↑通り沿いにはお店が並びますが、こちら側もチェーン店はほとんどないです。年季の入った店が目立ち、店仕舞いしてしまった店も多そうです。
⑧↓まず、再開発区域とは逆、駅北側を東(上写真右方向)に望む。意外にも狭い脇道に結構お店があります。
それでは再開発区域を回っていきます。
⑨↓上写真背後の尾竹橋通りを挟んだ向こうの道路。もちろんこの道路も拡幅されます。右にタワマンができます。
⑩↓上写真右奥の区画は早めに用地取得できたようで公園として暫定利用されています。ここには小学校が建っていました。左奥の建物群は立ち退かれることになります。
⑪↓少し進むと道路は線路に寄っていきます。
⑫↓上写真背後の一角はなかなかディープな雰囲気漂っています。
⑬↓2つ上写真右奥を望む。左奥の横断歩道の少し先までが再開発区域となります。区域西側のこちらには多目的アリーナができます。
⑭↓上写真左奥の再開発区域南西端から北を望む。道路は倍くらいに広がるようです。右の区域にはそんなに古くなさそうなマンションもあります。こういうのはちょっともったいなく感じますねぇ。
⑮※↓上写真奥、再開発区域北西端から区域を望む。正面の建物から向こうが再開発区域です。正面にアリーナがズドンとできます。
⑯※↓上写真左奥を望む。右側が再開発区域。奥に伸びる非常に狭い路地は再開発によって2車線道路になります。パッと見、普通車も通れるか怪しい狭さですが、奥にミニバンが止まっていたので通れるようです。すごい運転技術。
⑰↓上写真50m少々先の突き当りから南を望む。目の前に2車線道路が横切るように敷かれます。その奥の左側にタワマン、右側にアリーナができます。
⑱↓再開発区域の北東端から区域を望む。手前の道路は尾竹橋通りです。正面の高いマンションの辺りから右奥に片側1車線の道路が敷かれます。このマンションも古くなさそうなのにもったいない・・・。
⑲↓上写真左奥約100mの所から再開発区域に伸びる道路。こちらの道路は廃止になります。目の前はタワマンとなります。
~駅構内~
⑳※↓ホーム東端にはエレベーターと上りエスカレーターがあります。なかなか収まりが良いですね。
↑ホームに面した常磐線の線路の両外側には田端信号所へ伸びる田端貨物線の線路が通っています。左の線路は少し先で常磐線に合流しますが、右の線路はそのまま隣の南千住駅脇に広がる隅田川貨物駅に繋がっています。
㉑※↓ホームが狭いので階段は少し西寄りにあります。縦列配置というわけです。
㉒※↓ホームから再開発区域を望む。正面にタワマンがズドンとできます。
㉓↓左奥のマンションが再開発区域南西端です。こちら側には正面にアリーナができます。
㉔※↓西側からホームを望む。全体的にホームの狭い三河島駅ですが、改札のないこちら側は恐ろしい狭さです。
㉕※↓上写真背後を望む。ホーム先端はさらに狭くなっています。
↑駅を出るとすぐに左カーブとなり大きく150°くらい曲がって日暮里駅に至ります。一方、三河島駅の脇で地上に下りた田端貨物線は奥にまっすぐ伸びています。常磐線の起点は当初、田端だったためです。
再開発事業は今年の12月から本体工事に着工し2028年度に竣工の予定です。大きな動きがあったらafterを撮りに来ましょう。
おわり