※記事内の写真は2021年12月に撮影したものです。

 

東口、駅構内

 

十条駅は南北方向に伸びる駅です。

十条駅西口では現在、再開発が行われています。また、駅の方は連続立体交差事業により高架化工事が進められています。

赤羽(大宮)

↓板橋(大崎)

 

1日乗降客数=約6万4000人(2022年度 ※2019年度は約7万3000人)

 

周辺にある他路線の駅(概ね1km以内)→JR京浜東北線東十条駅

 

観察時の状況:平日、午前

 

十条駅西口の再開発区域はこちら(下記より引用)。区域の右が十条駅です。下を横切るのは駅の南で線路と交差する都道455号線です。

十条駅西口地区第一種市街地再開発事業|東京都北区 (city.kita.tokyo.jp)

 

~駅西側(の南)~

 

↓駅の南にある踏切付近から西を望む。道路右側が再開発区域です。再開発区域外の道路左側と、奥の右側は個人店が目立ちます。

↑2021年末の訪問時にはすでに再開発区域は更地になっており、再開発ビルの建設が始まっているようでした。

 

↓上写真の中央奥あたりから東を望む。目の前に十条駅バス停があります。バス停前の歩道上には建設現場のデベロッパーが置いたと思われる椅子が数個あります。また、その頭上には屋根代わりの板が設置されています。いい気遣いですねぇ。

↑王子駅と赤羽駅を結ぶ路線が通ります。本数は曜日関係なく昼間毎時4本です。

 

↓上写真やや左を望む。左に地上39階建てのビル(高層棟)が建ちます。ビルは下層階が商業施設でその上が住宅となります。すでに建物の形はほとんどできあがっているようで、2024年12月の開業を予定しています。

 

~駅西側(駅前)~

 

↓西側駅出入口(南口)正面を望む。右奥のアーチ状の屋根は十条銀座商店街のアーケードです。以前は駅目の前、十条銀座商店街のあたりにかけてロータリーがあり、それをたくさんのお店が囲んでいました。

↑訪問時は左に仮設ロータリーがありましたが、現在は駅目の前に移動しています。そして本設のロータリーも駅目の前に建設されます。新しいロータリーも奥行きは十条銀座商店街あたりまでと、大きくはならないようですが、歩行者広場が整備され歩行者は快適になります。ロータリーの左奥に先ほどの再開発ビル(高層棟)とつながった3~4階建ての商業棟(低層棟)が建ちます。

 

↓西側駅出入口を南に望む。飾り気のない駅舎ですが、駅名表示の上のアーチ状のデザインがいいですね。商店街のアーケードを模しているような気がします。駅舎右の縦長の建物は交番です。見るからにプレハブなので仮設でしょう。

 

↓駅舎と交番の間の通路。都道455号線に抜けられます。以前は自動車も通れる道路でしたが、訪問時は歩行者通路となっていました。

↑再開発工事が完了すると交番も撤去され、右奥の再開発ビルとの間が広々とした歩行者広場となります。

 

↓上写真の交番の右にある仮設ロータリーを南西に望む。正面に再開発ビルの高層棟がズドンと建ちます。仮設ロータリー部分は広い歩行者広場となります。

 

↓上写真左奥あたりから北西(上写真右)を望む。右奥に十条銀座商店街のアーケードが見えます。右にロータリー、正面に再開発ビル低層棟ができ、目の前は歩行者広場となります。

 

↓上写真左奥あたりから東(上写真撮影地点の方)を望む。写真中央やや左が交番でその左に駅舎があります。交番とその右にある駐輪場は撤去され、手前から奥にかけて広々とした歩行者広場となります。

 

↓上写真背後を横切る道路を南に望む。左が仮設ロータリー出入口です。以前は道路両側にお店が並んでいました。訪問時は沿道の建物はすでに撤去済みで、道路のみ残っていました。現在は西側にロータリーに通じる新しい道路ができたので、この道路も閉鎖されました。

↑道路左側に再開発ビル高層棟、右側に低層棟ができます。ちょうど道路の部分がビルの間を抜ける歩行者通路となるようです。

 

↓上写真背後を望む。正面が十条銀座商店街です。その手前を狭い小路が横切っています。以前はここまでロータリーで、左側には建物が密集していました。

↑ロータリーと都道455号線を結ぶ新しい道路はここから一旦西(写真左)に進み、左に直角に曲がって都道につながる形になります。

 

↓上写真右を望む。囲いの向こうに十条駅駅舎の上部が見えます。新しいロータリーは正面にできます。

 

↓十条銀座商店街前から南を望む。左にロータリー、正面に再開発ビル高層棟、右奥に再開発ビル低層棟ができます。ロータリーと都道を結ぶ道路は右奥の再開発ビル低層棟の裏を通る形になるというわけです。

 

~駅西側(の北)~

 

↓上写真右を望む。以前は左側にも建物が密集していましたが、訪問時はすべて取り壊し済みでした。現在は左にロータリーと都道を結ぶ道路ができて、この小路はその歩道になっています。

 

↓上写真奥の突き当りから駅の方を望む。奥のロータリーから伸びてきた道路はこの辺りで写真右に90°曲がります。

 

↓上写真奥、突き当りの駅前から上写真の小路を望む。以前は正面がロータリーだったので、右の通路はロータリーの歩道部分でしたが、訪問時はロータリーが閉鎖されていたので小路のようになっていました。現在は再びロータリーの歩道部分としてきれいに整備されています。

 

↓上写真右の信金とローソンの間にはいい雰囲気の小路が伸びています。沿道には居酒屋をはじめとした飲食店がいくつかあり、夜は賑わいそうです。

 

↓こちらが上写真の小路に並行して伸びる十条銀座商店街。やはり有名な商店街なだけあって、平日の午前中でもそれなりに賑わっていました。商店街は駅前から北に約400m続いています。

 

↓アーケードは途中で枝分かれしています。こちらは東通り。

 

↓東通りは十条駅北端にある踏切前まで続いています。そして踏切を挟んだ反対側には十条中央商店街が伸びています。

 

駅前再開発は2026年度、埼京線の連続立体交差事業は2030年度の完了を予定しています。大きな動きがあったらafterを撮りに来ましょう。

 

おわり