※記事内の写真は2021年1月に撮影したものです。

 

市場前駅は北東~南西(だいたい東西)方向に伸びる駅です。

有明テニスの森(新橋) 新豊洲(豊洲)↗

 

1日乗降客数=約1万1000人(2021年度 ※2019年度は約7300人) ※統計情報リサーチより

 

観察時の状況:平日、午前

 

↓改札正面(南西)を望む。突き当りから左右に豊洲市場への連絡通路が伸びています。

 

↓駅南側を北東に望む。右側には豊洲市場青果棟が広がっています。右奥の建物に加え、その右には長さ300m超のメインの建屋がズドンと横たわっています。

↑右の階段を下りてすぐの所に飲食店街がありましたが、こちらは暫定的なもので、別の区画に本格的な飲食店街ができたため、2024年1月に閉店しました。

 

↓駅を挟んだ反対側、駅北側を北東に望む。撮影時は建設中の左のビルは現在、「メブクス豊洲」というオフィスビルとして開業しています。下層階には多数の飲食店が入っています。


↑奥の交差点の先に都営バス市場前駅前バス停があります。

新橋駅、東西線東陽町駅それぞれと豊洲市場を結ぶ路線が通ります。昼間は新橋駅~毎時2~3本、東陽町駅~毎時1本と本数は多くありません。この2路線は市場が休みの日は市場前駅折返しとなるのが特徴で、休市日や日曜開市日の時刻表もあります。

東陽町駅~豊洲市場の路線は土曜日は朝夕のみ運行、休日は運行がありませんが、その代わりに土休日には東陽町駅~東京テレポート駅の路線が運行されます。本数は土曜日毎時1本、休日毎時1~2本と多くありません。また、土休日のみ都営新宿線森下駅とお台場地区を結ぶ急行路線も毎時2本程度運行されます。

 

↓上写真のさらに奥を望む。正面の建設中のマンションの足元に豊洲駅、そして正面を横切る高速道路の先には隣の新豊洲駅があります。この辺りは駅間距離がかなり短いです。

 

↓駅の南西にある豊洲市場交差点から駅の方を望む。左奥の道路上に市場前駅があります。この交差点で線路は90°曲がります。交差点を囲うように連絡通路が伸びています。

交差点を囲う連絡通路上から三方向を見ていきましょう。

 

↓北西(上写真左)を望む。すぐ先に運河を渡る豊洲大橋が架かっています。

↑左の空き地に大規模な飲食店街「千客万来」が建設され、2024年2月にオープンしました。

右奥に建設中だったホテルは2022年4月にオープンしています。ホテルの手前に前述のメブクス豊洲があり、それらの間にロータリーが整備されました。

写真手前と右奥の車道の白い部分はバス停スペースとして準備されており、撮影時はまだ使用されていませんでしたが、現在は2023年4月に運行開始した東京BRTの豊洲市場前バス停として使用されています。また、ロータリーには東京BRTの別路線が乗り入れています(バス停名はミチノテラス豊洲)。

道路上のバス停に停車する路線(新橋~国際展示場)は昼間毎時3本、ロータリーに乗り入れる路線(虎ノ門ヒルズ~豊洲~ミチノテラス豊洲)は同2~3本の運行です。

 

↓豊洲大橋を北西に望む。右奥は晴海地区のタワマン群です。あちらは大江戸線勝どき駅が徒歩圏内となっています。左奥は東京オリンピック2020で選手村として使用されたマンション群です。

↑選手村跡地は撮影時は整備中でしたが、2024年1月に街開きとなりました。これからたくさんの人が移り住んでくることでしょう。

 

↓豊洲大橋上から西を望む。左奥にレインボーブリッジが架かっています。対岸は港区芝浦あたりでその向こうは田町駅、高輪ゲートウェイ駅あたりとなります。

 

↓上写真左にはこれまた巨大な豊洲市場水産仲卸棟が建っています。現在はその左に、前述の千客万来ができています。

 

↓豊洲市場交差点から南西を望む。右が水産仲卸棟で左が水産卸売棟です。こちら側は市場と公園以外のものはありません。道路は奥で左に曲がりながら富士見橋で運河を渡ります。正面にレインボーブリッジの一部が見えます。

↑都営バスの朝の豊洲市場行きは右の仲卸棟に寄ってから左の卸売棟が終点となります。土休日運行の東京テレポート駅行きは市場には寄らず道路をまっすぐ進みます。

 

↓豊洲市場交差点から南東を望む。こちら側もすぐ先に運河を渡る有明北橋が架かっています。橋のすぐ先に隣の有明テニスの森駅があります。

 

↓有明北橋上から西を望む。正面は豊洲市場水産卸売棟です。左にレインボーブリッジと富士見橋がチラッと見えます。

 

周りを運河に囲まれているおかげで、開放的な景色が見られる市場前駅前なのでした~。

 

おわり