※記事内の写真は2021年5月に撮影したものです。
富士見町駅は北東~南西(だいたい南北)方向に伸びる駅です。地図上方を横切ってる細い線が大船工場引き込み線跡です。
↗大船
↙湘南町屋(湘南江の島)
1日乗降客数=約2400人(2019年度)
観察時の状況:平日、午前
~駅南側~
①↓駅を南西から望む。あまり広くない道路の上に駅が鎮座します。そして駅の高さはモノレールらしからぬ低さ。駅直下は随分と薄暗いです。
②↓上写真背後を望む。道路と共にモノレールも遥か先までまっすぐ伸びています。駅周辺は住宅街でお店はまばらです。少し先に工場と大学があります。
↑下を通る道路は1984年まで京浜急行が所有する有料の自動車専用道路でした。1984年に鎌倉市内部分は市に譲渡され公道となりましたが、自動車専用だった名残で歩道はあまり整備されていません。
③↓奥から大船行きがやって来ました。富士見町で交換するのでその様子を観察してみましょう~。
④↓ポイントを渡って大船行きが富士見町に進入。
⑤↓だいたい同時に湘南江の島行きも到着しました。
⑥↓同時に到着したのでどちらも少しの停車ですぐに発車します。
⑦↓非常にスムーズで無駄のない交換なのでした~
~駅直下~
⑧↓駅の中ほどに下り湘南江の島方面ホームの出入口があります。こちらは2019年に新設されたエレベーター付き出入口です。階段も併設されています。
⑨↓上写真左後ろには上り大船方面ホームのエレベーター出入口があります。こちらは下りホームより一足早く2017年に設置されました。出入口のすぐ脇(左奥)には富士見町バス停があります。
↑主に大船駅と住宅街を結ぶバス路線が通ります。昼間は毎時3本で、それに時たま江ノ島とを結ぶ路線が紛れてやってきます。ここを通る路線はすべて京急バスの運行です。
~駅北側~
⑩↓駅を北東から望む。こちら側には元からある階段のみの出入口があります。上りホーム出入口は写真中央やや右、下りホーム出入口は左の脇道に面してあります。見ての通り非常に狭い出入口です。
⑪↓上写真の横断歩道付近から南東(上写真左)を望む。下りホーム出入口はこちらの狭い道に面した左奥にあります。こちら側は入り組んだ道路に戸建住宅が密集しています。
⑫↓上写真背後を望む。こちらは左側が工場で、右の道路に挟まれた三角地帯にちょろっと住宅があります。
⑬↓上写真右(北東)を望む。モノレールがぐにゃりと小さなS字カーブを描くところで大船工場引き込み線跡と交差します。
ということで、ここからは大船工場引き込み線跡に沿って撮り歩きます。
⑭↓モノレールと引き込み線跡の交差地点から東(上写真右)を望む。正面のマンションの裏を横須賀線が通っています。引き込み線は正面のマンションの手前で右に曲がって横須賀線とつながっていました。線路は撤去されているものの、線路跡はそのまま空き地で残っています。
⑮↓上写真背後を望む。こちら側も細長い空き地が伸びています。訪問は5月なので草が生い茂っていました。すぐ先で右から県道が寄ってきて、しばらく並行します。
⑯↓上写真奥約100mの所には小さな踏切跡があります。向こうの道は富士見町駅に続いています(⑫写真の道)。ちょうど猫がのんびり歩いていました。
⑰↓踏切跡から東(上写真左)を望む。奥をモノレールが通過中。
⑱↓上写真背後を望む。左は富士見町駅前に広がる工場の反対側、右はここからしばらく並行する県道です。
つづく