※この記事の内容は2019年4月のものです。

 

10月に日本に上陸した台風19号の被害により、箱根登山鉄道は現在、箱根湯本~強羅間で運休となっています。被害は甚大で年内の復旧は困難のようです。

この台風により亡くなられた方にお悔やみ申し上げます。また被災された方々にはお見舞い申し上げます。

 

2年ほど前に小涌谷→宮ノ下で撮り歩きをした際(下記誘導リンク参照)は途中、列車の写真はおろか、列車を見ることすらほぼできなかったので今回は区間を変えてのリベンジです。

 

朝のお仕事を終えて箱根湯本へ。強羅行きの列車に乗り込むと案外空いています。しかし乗客はどんどん増えていき結局満員に。ということで列車を降りて駅前のバス乗り場へ。バスで行きましょう。

10分程待って箱根登山バスの箱根町港行きに乗車。国道1号線東海道を通り、小涌谷駅まで登山電車の近くを走ります。15分ほどで小涌谷駅に到着。

 

駅の箱根湯本方にある踏切で早速列車を撮っていきましょう。この踏切は箱根駅伝のコースになっていて、選手が通る時は電車が選手を待つ光景が見られます。

 

↓10分ほど待つと強羅行きが急勾配を上ってやって来ました。実に頼もしい姿です。

 

 

↓小涌谷で箱根湯本行きと交換です。箱根湯本行きは新型の「アレグラ」号です。

 

↓箱根湯本行きが発車。前が増結用単行の3000形で後が2連の3100形です。

 

↓急カーブを曲がってゆっくりと坂を下りていきました。

 

なんとなく時刻表を確認してみると今撮った強羅行きは箱根湯本で降りた列車でした。バスでは15分ほどの箱根湯本~小涌谷間を登山電車だと30分以上かけて走ります。登山電車の方が遅いのはなんとなくわかっていましたが、こんなにも差があるとは。運賃は登山電車の方が2割ほど安いです。

バスの本数は平日は15分毎で電車と同じく、土休日はバスの方が多くなります。小涌谷駅までは小田急系の箱根登山バスの他に西武系の伊豆箱根バスも15分毎に走っていて、すれ違うバスを見たところ伊豆箱根バスの方が空いていたので穴場かもしれません。

 

小涌谷駅は東西方向に伸びる線路上にあります。

 

↓駅南側を横切る東海道を西に望む。右の坂を下りると駅に着きます。駅出入口はこちら側のみです。

 

↓上写真奥(坂上)から東を望む。左下が駅舎で、こちら側からは階段で駅にアクセスできます。

 

↓東海道を上っていきます。桜がまだ残っています。

山道なので所々ヘアピンカーブがあります。

 

↓ヘアピンカーブの外側にあまり目立たない滝がありました。

 

↓ヘアピンカーブを坂の上から。奥のカーブの外側(右)の木陰に先ほどの滝があります。

 

さらに先に進むと大きめな交差点があります。

 

↓その交差点の角には見晴らしの良いコンビニがありました。右を東海道が通っています。

コンビニの裏(上写真左)は平らに整地されています。

 

↓その真ん中を貫いている道。この道から両側にいくつもの道が伸びています。

↑住宅地として売り出されているのでしょうが、幹線道路から離れた奥の方は空き地が目立ちました。この道の奥の崖下を線路が通っているようなので奥に行ってみましょう。

 

つづく

小涌谷→強羅撮り歩き②

小涌谷→強羅撮り歩き、大平台でスイッチバック観察

箱根登山鉄道大平台駅&最後に箱根湯本駅前の急勾配で撮影

 

↓この記事に関連してそうな記事への誘導リンク

2016年11月 あ、箱根に行こう