写真1枚目はS1リーグ開幕戦(武南1-4武蔵越生)後、2枚目は2019年度プレミアリーグ第13節市船1-4レイソル戦の試合後です。あっ!両方ともスコア一緒だ。

武南のミーティングを見た時に5年前の市船を思い出しました。昔話になりますが、当時の市船も勝ちきれなくてチームが噛み合わなくて中途半端な試合が多かったと思います。そんな状態で合宿をして強化されたかに思えた矢先にレイソルに大敗。試合後数人の選手たちが泣いてました。異例とも言うべきミーティングは1時間以上続き、選手同士が初めて本音を出し合えたミーティングでした。その後の市船と言えばプレミアリーグ5連勝だったかな、あとは選手権も出場してます。この時のメンバーには鈴木唯人選手(ブレンビー)、畑大雅選手(湘南)、石田侑資選手(いわきFC)がいました。

サッカーをしていれば上手くいかないことや噛み合わないこと、実力不足で不甲斐ない試合をしてしまうことはあると思います。これを「挫折」と言うこともできますが、上手くなる、強くなる過程で挫折や失敗は経験します。これを経験するとサッカーに対する理解に深みが増します。深みがある選手はプレーに味があると思ってます。
負けた原因と改善策を指導者が示す方が手っ取り早いです。しかしそれだと自主的に考える習慣が身につきにくくなります。答えは各チーム、各選手それぞれにあります。たくさん考えて、たくさん話し合って、皆で答えを出してほしいです。そして出した答えをチームワークで正解にしてくれたらいいなぁ〜と思います。