スマートフォン(高機能携帯電話)に音声で質問すると、インターネット上の情報を基に独自解析した答えや仮説を瞬時に表示するソフト「一休(いっきゅう)」を、総務省所管の独立行政法人の情報通信研究機構(NICT)が開発した。1つの質問に対して数百に及ぶ回答を表示する世界初の技術で、数年後の実用化を目指す。京都府精華町のけいはんなプラザで10日から開かれる「けいはんな情報通信研究フェア2011」で発表する。
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NICTのユニバーサルコミュニケーション研究所(京都府精華町)情報分析研究室の鳥澤健太郎室長とベルギー人のステイン・デ・サーガ研究員らが、ネット上の膨大な情報を瞬時に分類する独自技術を確立し、一休を開発した。
一休には、ネット画面で約6億ページに当たる情報を登録。ソフトを導入したスマホに「ダイエットに役立つものは何かな?」と友達と電話で話すように問いかけると、画面上に「オリーブオイルダイエット」「振動マシン」「根性」など数百の回答が表示される。
その中で気になる答えを選択すると、詳細や関連情報を閲覧できるほか、根拠となる情報元のホームページも表示されるため、回答の信用度を確かめられる。約50万語の日本語の音声を認識し、社会問題から経済、哲学、健康、芸能など幅広い話題に答えることができるという。
今後は海外の言語も取り入れ、数年後には実用化する方針で、鳥澤室長は「スマホに話しかけるだけで、いつでもどこでも日々の疑問を深く調べられるようになる」と話している。
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