大和魂 結果&短評 その2
ここからは大和魂その1からの続きになります。
本日が引退試合となる水谷直人。
相手は新鋭の森朝登選手(ワールドスポーツジム)
大好きな先輩である赤穂亮選手からガウンを贈られての入場です。
これがラストと分かって、入場から噛み締めるようにリングを回ります。
しかし、試合が始まるとスイッチがパンと入りジャブで距離を掌握。
1R目は水谷でしょう。
2R目も順調にジャブを散らしてボクシングを展開しますが、一瞬のスキを付いた飛び込みざまの右フックを被弾！！
バランスを崩しそのままダウン🫣
やってしまいました。
しかしダメージは少なく、立ち上がってからはまたジャブで立て直し、ペースを崩さず…
続く3R目は森選手が出てくる所に水谷がジャブを合わせ、お互いがペースを奪いたい為一進一退。
そこに偶然のバッティングが発生😱😱😱
かなり大きな傷を負ったのは水谷でした。
こうなってくるとペースがどうこうではなくダウンポイントが重くのしかかって来ます。
4R目が終わった時点で試合が成立する為、そこまでにポイントで上回る為には3R目を含む全てのラウンドを優勢に進めなければならず…
正直、焦りが出て来ます。
その焦りから前に出た所を森選手のショートパンチが襲い3R目はどちらかと言うと森選手か！？
しかし、傷は大きいながらもインターバル中に止血する事ができ一安心。
4R目は水谷の攻勢でやや水谷か！？
それでも試合成立の4R目を終えてポイントは不利だな…
しかも3･4R目共にどちらか分からないようなラウンドでした。
そしてこちらはギアを上げた為、かなりスタミナも消耗してしまいました。
そして5･6R目は森選手が勝負をかけてきて猛チャージ💥💥💥
取られたな。
しかも、このふたつのラウンドは僕の手がタオルを握りしめてリングの階段を登る寸前の所まで追い詰められました。
しかし、水谷は断固として敗戦を受け入れません。
このラウンドでダメならタオルを入れようとしていた私の考えを見事に裏切り、攻め疲れの見える森選手を猛プッシュ👊👊👊
なんと、ラウンドを奪い返して来たじゃないですか！！
そして迎えた最終ラウンド。
最後の力を振り絞り、お互いに一歩も引かない魂の打ち合いを見せ、精根尽き果て試合は終了となりました。
判定は負けましたが、本当に納得行くまでボクシングをやり切ったと思います。
森朝登選手･ワールドスポーツのスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
インタビューでは何度もお礼を言ってくれて『こちらこそ本当にありがとう、そして大きな怪我なくボクシングを上がれて良かった』という思いでいっぱいでした。
試合は負けましたが、この表情が全てを物語ってくれていると思いました。
男･水谷直人。
プロボクシングは引退です。
しかし、これからも彼の人生は続きます。
これからの水谷直人の人生に幸あれ👍👍👍
そしてメイン、最強挑戦者決定戦として日本スーパーフェザー級1位のそれいけ太一 vs 2位･奈良井翼選手(RK蒲田ジム)の対戦です。
気合いの入った表情でリングインする太一。
そして試合開始です。
まずは様子見とばかりにやや遠い距離でお互いのジャブを差し合いますが…
まだ膝が固く、いつもの太一らしい動きが出来ません。
それでもお互いにクリーンヒットはないまま迎えたラウンドの中盤。
太一が膝を立てたままややトリッキーに右ボディから左フックに行こうとしたタイミングで奈良井選手の左フックがジャストミート💥💥💥
まずい、効いた！！
そこからは一気にギアを上げた奈良井選手が猛攻。
強烈な右ストレートで太一を弾くと更に追い討ちをかけて来ます。
当然クリンチの場面でしたが、ここで太一はなんと打ち合いを選択😱😱😱
しかしここまでダメージを負った中打ち勝てるはずもなく、またしてもの左フックでダウン。
ここは立ち上がり打ち返すも奈良井選手の詰めは鋭く…
コーナーに追い詰められ3度目の左フックでダウンを追加。
その瞬間にレフェリーが止めに入っての試合終了。
とにかく、鮮やかに左フックを貰ってしまいました。
奈良井選手、強かったです。
文字通り、最強挑戦者決定です。
来春のチャンピオン・カーニバルでチャンピオンになってもらいたいです。
そして、大和魂は負け越しが決定😑😑😑
ぐぬぬ…
これは緊急トレーナー会議だな🤔
以上。
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