昨日は和光武の新人王予選でした。 | KG大和ボクシングジム会長ブログ

昨日は和光武の新人王予選でした。

昨日はKG大和ジムの今年まだ2試合目を後楽園ホールで和光武が行いました。

いや〜、コロナウイルスが来て決まっていた試合が次々と流れてなんと7ヶ月ぶりの後楽園ホール。

もうバンテージの巻き方を忘れちゃったかと思いましたよ、マジで…😅


しかし選手はこの状況の中、何とか仕上げての試合。

まずは全く調子などは分からないアップ映像からどうぞ。

からの、ものものしい試合間の消毒風景…
これはPCR検査を受け陰性の者しかリングに上がっていないはずなのに何故?感もありましたが、万が一を考えてのものなのか??


そして、スタッフもコンディションチェックシートを記入してから会場入りして(選手は隔離ホテルから直行)マスクをしたまま準備&手術用手袋をして試合に挑みます。


それにしても武、細いな…


ただ、なかなかに腹が据わった表情です。

しかし入場人数制限の為、本日の写真撮影は試合前まで!!


ここからは文字のみでご勘弁下さいm(_ _)m


東日本スーパーバンタム級新人王予選の4回戦。

和光武(KG大和) 1勝
vs
吉村望(花形) 2勝2KO


まず立ち上がりは、予想通り吉村選手が強打のフックをブンブン振っての猛攻で始まります。

そこを平然とやり過ごした武は中盤から反撃に出ます。

手数こそ多くは無いもののペースを握り切らせない程度はしっかりと打ち返し、追撃は許しませんがポイントは吉村選手でしょう。


そして2R目。

序盤、またもや吉村選手が前に出ますが…

よりしっかりと受け止め、この回は武も猛烈に反撃。

激しい打ち合いに発展しますが、まだちょっと吉村選手か!?

しかし、後半は武の圧力が効き始め吉村選手がやや失速。

ポイントこそ取られているものの、それ以外はほぼ予定通りの展開です( ̄ー ̄)ニヤリ


そして、ここからがこちらの勝負所の3R目。

このラウンドは武がお返しとばかりに猛攻!!

右アッパーを効かせてガンガン攻め込みます。
そして、吉村選手は失速気味です。


ポイントは武でしょう。


さぁ、イケイケの最終ラウンドはまず吉村選手が勝負をかけて来ます。

左右のビッグパンチをブンブン振り回して来ますが、中盤からはやはり武が抜け出し、
まずは右を効かせます。

そして、ここが勝負!!

と攻め込みますが、そこでまさかの吉村選手の左フックを強烈に被弾 (*_*)

流れがあっちいったりこっちに来たりでヒヤヒヤでしたが、ここで根性を見せた武が最後の力を振り絞って吉村選手をロープ&コーナーに押し込む連打であわやストップか??という所まで攻め込みますが、時間切れで試合終了です。

ポイントは武でしょう。


う〜ん、引き分けかな??

という試合は
39-37
37-39
38-38
と、三者三様の引き分け。

しかし、優勢点はこっちかな〜??

なんて期待してしまいましたが、ビッグパンチを振り回した吉村に行ってしまい、トーナメントを勝ち上がる事は出来ませんでした。

残念ですが、これはしょうがない。


吉村選手のガムシャラな『勝ちたいという気持ち』がよりジャッジの心を打ったという事でしょう。

しかし、武も今回はいろいろとありましたが気持ちに揺らぎなく、なかなかに逞しくなった!!

本当は次のトーナメントを戦いたかったですが、今回は及第点です。

引き分けでしたが、成長を感じる試合でした。


以上。
昨日は引き分けの敗者扱いという微妙な結果でしたが、内容的にはOK牧場!!


よし、次はもっと筋肉を付けよう。


という感じでした(^_-)


                           お・わ・り