成美さんへ   『若者論』序 | 握手会の女王・AKB48内山奈月さん、なっきー推し大学院生のハッピー共同研究室

握手会の女王・AKB48内山奈月さん、なっきー推し大学院生のハッピー共同研究室

社会人入学大学院生の私は、大学あるいは日本の若者施策の変様ぶりにびっくりしている。
彼らの至上命題は、目立たないこと。変容する若者と日本のアイドルAKB48に、哲学的考察をくわえ日本の展望をみることが、本ブログの目的である。




 成美さんへ

 『若者論』序


アイドルについての考察を始める前に、まず若者とはなにか。


この永遠の命題を、少しく考えてみたい。


現代は、若者が成熟しづらい。



あるいは、若者のままで生きていける社会と、言い換えてもよいだろう。


とすれば、これまでの時代はどうだったのか。


大人社会と、若者社会とは何が異なるのか。


若者が大人になりづらいのは、社会がそもそも若者社会化しているため。大人にならずとも、社会の立派な構成員として、働き、結婚し、こどもをもうけられる。


しかし、若者とは、人間発達の過程にすぎず、未熟な人間としての特権と免罪符にいまだ守られた存在なのだ。


まず、こうした観点から、若者論を始めるとしたい。