こんにちは。2回生漕手の谷澤壮太です。
先日、成績発表があり単位を落としていなかったことに一安心しています。




 現在、関学ボート部は冬季練習の真っ只中です。去年と比べて今年は週にエルゴを行う回数が増えたり、乗艇距離が伸びたりと苦しい日々が続いています。そして練習が辛い分、自分はもっと強くなりたいと思っていながらも、力を抜いてしまったりネガティブな発言をよくしてしまいます。また、練習終わりにはテンションが凄く低くなり、他人の行動がいつも以上に気になってしまうようになりました。このように、気を抜くとマイナスな方に行ってしまう自分ですが、なぜそうなってしまうのか考えてみました。そして分かったのは、自分の意識の根本にあるのが「強くなりたい」という意思ではなく「休みたい」という欲であったことです。休みたいから練習がただ辛く感じ、休みたいからできるだけ早く帰りたくなるのです。もし自分の意識の中心に「強くなりたい」という意思があれば、もっと練習がしたくなるし、時間なんて気にならないと思います。また、自分はインカレ出場のためのエルゴタイムを切れていませんし、漕ぎのフォームも全然上手いとはいえません。このように、自分の現状を振り返ってみると周りのことに気に取られている時間はないと焦りの感情が出てきます。そして、その焦りが最近の練習のモチベーションになっています。焦りに動かされているのは誇れることではないですが、自然と「練習しないと」と思えているので悪くはないのかなと思っています。だから、周りが気になって仕方がないときや、練習をやる意味が分からなくなったときには、自分が強くなるには何が必要なのか、何が足りていないのかを改めてゆっくり考えてみるのが良いのかなと思いました。そうすると、休むことしか考えていなかった弱い自分はいつの間にかどこかに行ってしまいます。
 



 これから冬季練習はあと約一カ月半続きますが、自分の敵は弱い自分であることを意識して、チームみんなで自分自身を超えていけるよう頑張りたいと思います。




 拙い文章ですがご精読ありがとうございました。