お久しぶりです。4回マネの尾下です。
ラストブログということで何を書こうかな〜と迷っていたのですが、3年と少しの入部期間を経て私が感じたことを書いていこうと思います。
表題にありますように、拙い文章ですが、最後まで読んでくださると嬉しいです。
高校生まで様々な競技に触れ、特に陸上では県大会で2つ金を獲得するなど、本当に根っからの運動大好きマンだった当時の私は、【大学生になってマネージャーを務める】なんて、夢にも思っていなかったと思います。
入部当初、私は、マネの先輩方の人柄の良さ、そして本気で選手を支えたいと思う懸命さに素直に感動しました。そんな姿を見て、私は、どんな形でも「尾下だから任せられるコト」をつくり、先輩方のように頼られる人になりたいな〜と、何となくぼんやり考えていました。
そして、入部して暫く経ち、私の中で1番の自分のやりがいを見つけました。【学連での仕事】です。
そういえば、水路部長を務めるようになって、自分が普段何をしているかなど人に話したことがなかったことに気付きました。しかし、ラストブログということで、少し自分の役職や皆さんに知っていてほしいことについて触れていきたいと思います。
常に私は(決して私だけではないのですが...)大会を開催するにあたって必ず必要となる補助員さん、審判長、多くの審判の方々、数多くの企業の方々、漕艇センターの方々、各県のボート協会の方々、関西学連のOBの方々、関東学連の方々...本当に、きっと皆さんが想像するより本当に多くの方と関わり、支えられてきました。
大会が近づいてきたら、シングルだけでも気が遠くなりそうな数のエントリー処理、その組み合わせ作成、水路配置、記録部長との連携、大阪ボート協会との連携、審判グッズや学連用の必需品手配、上に挙げた方々とのやり取り、補助員手配、コロナ対策対応...
そして、暫く大会がない時期にも、後輩が少ない中での次年度の引き継ぎ、昨年度のナックルレガッタなど、コロナ禍だったからこそ引き継ぎがない中で0から作り上げた大会の引き継ぎ書まとめ、そしてまたその引き継ぎ、かと思えば学生審判の不足対応...
今書いたことが全てではないですし、だからと言って「こんだけやったんだ!すごいでしょ!」なんて言いたい訳ではありません。が、最後だし、もう言わないと思うので、ここで言わせて下さい。
ほんっっっっっっっっっっっとうにしんどくて辛かったです。
初めてしっかり学連に携わったのが、私が2回生の時の西日本選手権でしたので、幹部になる前は、2回、記録と水路の仕事をなんとなーく体感しただけでした。
だからこそ、3回生の西日本選手権の時に「次に浜寺に足を運んだ時には水路部をまとめあげなければならない」というプレッシャーは、冗談抜きで夜眠れないくらいでした。
また、足元がグラグラの状態で次年度に繋げていくことはもっと大変でした。辛すぎました。
今の役職は、何となく学連の先輩方に「水路部長興味ない?」と言われて、何となく「やってみたいな〜」と思い、始めた役職でした。自分から始めたことでしたので「関学のみんなの前では絶対に弱音を吐きたくない」と思い、ガムシャラにやってきました。
しかし、思うようにいかないことも多くありました。一部の同期に愚痴ってしまったこともあります。
私は元々しっかりしてるような人でもないし、仕事がめちゃくちゃ出来るような人ではないです。それでも、自分なりに頑張ってきました。
それでも、自分なりに頑張ってきたつもりでも、前年度のスーパーしごでき水路部長と比べたれたりしました。(周りの大人はそんなつもりなかったかもですけど、特に3回生の時は、私自身、自分は全然できてない、ダメ人間だ、なんて思っていたので笑 特に辛かったです。)
また、今でも時々ありますが(笑)、人と忙しさを比べられたりもしました。
やはり自分のやっていることは目に見えないこともあり、自大学は勿論、同じ学連の人でも、自分から言わない限り理解してもらえないことは当たり前だと思います。
でも、やはりどんな形でも「理解しようとされず、勝手に何かを人と比べられること」は、本当に、本当に、胸を抉られるような気持ちでした。今でこそ慣れましたけど...なんて言えません。今でも慣れません。苦しいです。
ここで、私は大きく2つのことを学びました。それを簡単にお伝えします。
1つ目は、何でも10割を目指すのではなく、7割を目指すこと。7割を達成したら他人と比べず、他人に期待せず、取り敢えず自分を褒めてあげること。
2つ目は、自分の行動が同期・後輩にとってどれだけ左右してしまうかを客観的にみること。です。
これは体育会という組織だけに限った話ではありません。どんな組織でも「合う」「合わない」はあります。
「年齢」「立場」「役職」「性別」「性格」...
それらを払拭して、他人と比べないこと。そして相手を対等に見ることは本当に大事です。身を持って体感しました。
話を戻します。私は入部当初、「どんな形でも頼られるような人になりたいな〜」と考えていました。
そしてそれから3年と少しが経ちました。
頼られような人になれたとは、正直私自身は胸を張って言えません。
しかし、私は、自大学という枠を超えて、関西、いや西日本の大学と繋がる学連に、労力と時間をかけたことを誇りに思っています。
私がやってきたことは、直接的に部に還元できたことではないと思います。それでも、私は自分のやりがいを見つけられて本当に嬉しいですし、これからもそこで出会った仲間や事柄を大切にしていきたいです。
皆さんも、これからも、相手を対等に見て、「先輩だから」「下級生だから」「ローヤーだから」「マネだから」「トレーナーだから」と、理由をつけて態度を変えず、目の前の相手を尊重してくださいね。
それだけでも、絶対に良い組織になると思います。
何だかんだ長文になってしまいました。私が伝えたかったことは以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。