1回の田中です。
最近、以前より本をよく読むようになりました。
色々なジャンルの本を読み進めるほど、私の心の中に、こんな疑問が湧いてきます。
「今のような学生生活をしていていいのだろうか」
「自分の考え方や行動はまだまだまだ幼稚なんではないだろうか」
「自分にとって、大学生生活で、もっと何か大事なことをすべきではないのだろうか」
大学に入学して、もう少しで1年が経ちます。
果たして、この1年間は充実した大学生活だったのでしょうか。
「おまえはこの1年間悔いなく頑張ったのか?」
と、自問自答する日々です。
2回生になれば、学業や部活動にも多少は慣れ、サボったりするかもしれません。
3回生になれば、近年、早まっている就活がいよいよ始まります。
最終学年の4回生は、今の自分には想像もつきません。
本を読むことや、大学での先生の授業を学んでいる中で、今の段階で、私の中には、こんなことが頭によぎります。
それは、
「楽をしたら、何にも得るものは無いであろう、今のこの一瞬を悔いなく、限られた時間でどれだけ集中して自分のものにできるか」です。
漕手として頑張っているつもりですが、エルゴの練習中、とても苦しくなる時があります。
「超しんどい、もうこれ以上漕げない…」
でも横を見ると同期や先輩方が、真っ赤な顔をして、限界まで漕いでいる。
それを見て、「負けたくない。あと20分頑張るぞ」と自分にいい聞かせて頑張れるようになりました。
でも、最近私は1人になると思うんです。
「何でボートしよんやろ」
別に、冷めたわけではありません。
別に、嫌いになったわけではありません。
冬季になって、よく考えるようになりました。
しかし、「星の王子さま」を解説されている動画を見て変わりました。私は自分のことばかりを考えすぎなんだと。高齢者は、人生の終わりが近づこうとすると人生を振り返ろうとするらしいです。その時何を思うのか、築き上げた財産のこと、地位のことでもありません。思い出すのはきっと、いつも優しく慰めてくれたおかあさん、いつもお菓子をくれた近所のおばあちゃん、いつもそばにいてくれた友達だと思うんです。「自分以外に興味を持つこと」、お金に変えられない死を目前にしてこれらが大事だとわかるそうなんです。「部活が終わったらダラ〜ってするより、同期とご飯に行く方が良い。」「使い捨てのものを捨てるより、1つのものをずっと使う方がもっと良い」このように自分以外のことに目を向けて生きていけば、人生の宝物になって有意義なものになるのだと。自分以外のことに興味を持つそれに尽きるなと感じました。
私は、ボートで全日本で最終日まで残るのはもちろんですが、ボート部で最高の思い出を作りたいと思っています。それ以外にも人に興味を持ち、物に興味を持ち、勉強に興味を持って生きていれば、充実した毎日を送れると思っています。そこから、生まれてくる人生の思い出はかけがえのない存在になる思います。
そのために、この1年は様々なことに興味を持ち、挑戦する一年にしていきたいと考えています。「パン巡りをする」、「体育会本部を受けてみる」だったりと、部活以外のことにも、私はこの1年もっといろんなことに挑戦する一年にしていきたいと考えています。自分が大きく成長できる一年にできるように努力していきたいと思います。
ちょっと長くなりましたが、見ていただきありがとうございました。