株式会社Peace 土井けいじです。
今年も残すところ1か月、1年を振り返る時期になってきました。
複数の事業を経営してきて、どれも右肩上がりの数字になってきました。
世の中の状況に関係なく、事業を伸ばして来れたのも人の繋がりを大事にしてきたからだと思います。
事業を伸ばしてきた結果の原因である『人との繋がり』をいかに作っていくのかを分かりやすく書いた『人生の勝算』という本を先日読みましたので、ご紹介します。
この本は、メモの魔力で有名になり、双方向コミュニケーションの仮想ライブ空間であるSHOWROOMを立ち上げた前田裕二さんによって書かれています。
前田さんの生い立ちから事業の立ち上げ、今後のビジョンが鮮明に描かれていました。
本書は、絆の大切さ、努力の大切さ、コンパスを持つことの大切さの3つをメッセージとして沢山のエピソードがありました。
まず絆の大切さです。
前田さんが幼少期にギターの弾き語りをしている時に、人と人との繋がりを育み、絆を作ってきたことで、絆の大切さを感じたそうです。
それが、今のビジネスの基礎になっていると書いてありました。
人との繋がりを作り、関係性を築き上げ、喜んでもらって、お金をもらうということを実践を通して学んできたそうです。
二つ目は、努力の大切さです。
仕事のルールを知り、当たり前のことを、徹底的にやることで結果にしてきたことで感じたそうです。
知識やサービスで差が付きにくい中で、この人に任せたいと思えるかが重要と書いてありました。
そのために、まずは自分自身が無条件に人を好きになることが大切だそうです。
挨拶をすること、名前を呼ぶこと、その人のために時間を使うことで、その想いを表現していると感じました。
三つ目は、コンパスを持つ大切さです。
本を読んだり、様々な人に会って情報に触れて、自分自身と向き合う経験を積むことで、自分の人生で何を大切にしていくのかが決まってくると書いてありました。
大切にしていくことが明確になると、自分の時間の使い方も明確になっていくと私自身の体感としても感じました。
本書を読んで、前田さんが人生を通して大事にしてきた考え方が感じ取れましたし、それを活かしてビジネスに結びつけているのかが分かりました。
身近な例えとして、AKBが流行っている理由、地方のスナックが潰れずに続いてる理由など、『応援』ファンビジネスが分かりやすく書かれていました。
事業家としてファン、コミュニティを作る大切さを感じました。
前田さんは優秀で努力家ですが、そんな前田さんでさえ、自分1人でやることには限界があると感じていました。
志を同じくする仲間が増え、チームとしてのレベルアップが、自分や仲間の人生も輝かせ、業界や社会にとってもプラスになることだと思いました。
私が事業家として、豊かな人をたくさん輩出していきたいという私のビジョンとも同じだと感じました。
ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。
今後も色々な本を紹介していきます。
土井けいじでした。