突然ですが、KGCで高校卒業資格を取ることができるようになります。
今年度に入ってから、高野山高校と業務提携の話し合いを進め、
6月24日(火)に業務提携を提携しました。
この提携により、KGCは広域制通信高校である高野山高校のサポート校になりました。
1.そもそも通信制高校とは?
高校は通学方法により何種類かに分かれます。
・全日制・・・朝から通う普通の高校
・定時制・・・夕方から通う、昼間働く人向け
・通信制・・・通信教育の高校
普通の中学生は全日制の高校に進学します。
定時制は、夕方から授業が始まり、全日制よりも1日の授業時間は短くなります。
昼間働く必要がある生徒、いわゆる苦学生が進学するイメージが強いのですが、
団塊のジュニア世代からは全日制の高校に進学できない勉強ができない、
苦手な生徒が通う場合が多く見られました。
しかし、最近は少子化で定員割れする学校が多いため、その役割も終えつつあります。
通信制高校は、通信教育で高校内容の勉強を行います。
単位の取得方法が全日制や定時制は、
「出席」+「授業」+「テスト」で評価されるのに対し、
通信制高校は「レポート」+「スクーリング」+「テスト」で評価されます。
「スクーリング」とは学校に通うことなのですが、
1年間に6日~20日となっており、学校によって異なりますが、
毎日のように通う必要はありません。
2.通信制にはどのような生徒が通うのか?
最近、通信制高校がとても増えています。
偏差値の高い高校に通うことが全てという価値観が薄れつつある今日、
多様な高校進学の方法の1つの選択肢として
N高校やクラーク記念国際高等学校などが生徒たちの間でも
名前が挙がってくるようになりました。
通信制高校に通う生徒は大きく以下のような生徒に分けられます。
・不登校の経験がある生徒
・スポーツ、芸能活動中の生徒
・学力、生活面でサポートが必要な生徒
・社会人で学びなおしをする生徒
上記の生徒達がそれぞれの個性に合う通信制高校を選択することになります。
学研やベネッセも近年はこの通信制高校に力を入れており、
堺では昔イングという学習塾がありましたが学研に買収され、
今は学研の通信制高校にどんどん教室が変わっています。
こうした大手民間教育会社は、発達障害などグレーゾーンの生徒を対象に就
労支援まで一貫して面倒を見るという体制を作っています。
また、第一ゼミナールという進学塾を運営するウィザスという会社も、
今や学習塾の売り上げではなく通信制高校の第一学院の売り上げの方が
会社の柱となっており、プロアスリートが多く通う通信制高校となっています。
3.通信制高校のサポート校とは?
通信制高校は通信教育になり、動画や教材で自分で勉強を進め、
基本的にはレポートを提出することで単位を取得します。
年に数日のスクーリングで対面の指導を受けますが、
毎日通う必要はなく、授業時間割も自分で作成し、
好きな時間に勉強することができます。
逆に言うと自由度が高い分、自己管理が必要になります。
全日制であれば登校してから帰るまで時間割で管理してもらえますし、
遅刻、欠席をしないように指導を受けたり、
提出物を設定することで期限に間に合わせるように
勉強を進めるトレーニングをしてもらえます。
通信制はそうしたサポートがありません。
ですからKGCのようなサポート校に通うことで、
期限があるレポートをいつまでに取り組むか、
いつ質問するのかなどの学習管理をしてもらったり、
苦手な教科の指導を受けたりしながら単位取得を目指します。
通信制高校のサポート校は、そうした役割を果たします。
4.オルタナティブスクールを立ち上げます
KGCでは単なるサポート校で単位の取得だけを目指すのではなく、
様々なことが学べる教育機関にしたいと考えています。
対象年齢も高校生だけではなく、不登校気味の小学生や中学生も対象にし、
KGCに通うことで所属校の出席認定が取れる体制も整える予定です。
高卒資格を得たいだけであれば、単位を取ること自体はそれほど難しいことではありません。
高卒の単位を取得することと併せて、
普通に高校に通っているだけではできないことに積極的に取り組みたいと考えています。
そしてその取り組みはPBL(Project Based Learning)型で進めようと考えています。
従来のカリキュラム型で、教師が一方的に知識を教えるのではなく、
生徒が自ら課題に取り組み、解決策を探求するという方法で学びます。
教師は学びのファシリテーター役をします。
ここまで読むと「コーチング」という言葉が頭をよぎる人もいらっしゃるかと思います。
KGCでもコーチングの手法で受験勉強の指導をしようとしたことがありました。
多くの学習塾が「コーチングの手法を使えば講師は教えなくていいから、コストを抑えられる。」
と勘違いし、失敗しました。コーチングで指導を受けるには
ティーチングによる基礎の土台作りという前提が不可欠です。
そのことが判明してから最近では、コーチングを謳う塾が少なくなったと思います。
KGCでは基本の徹底を指導の礎としているため、
生徒たちはPBL型の指導に馴染みやすいと感じています。
また、それを実験的に行ったのが2月の探求学習(青森での雪かき)でした。
これまでの学習塾としての知見を踏まえて、
新しくオルタナティブスクールとして立ち上げようと考えています。
通信制高校のサポート校として単位を取ることだけにとどまらず、
大学受験指導までが可能です。それに加え、
・インバウンドを踏まえたおもてなし英会話講座
・シュミレーション型株式投資講座
・飲食店オーナーを目指すための料理人講座
・僧侶を目指すための倫理、哲学講座
等を検討しています。
他の高校や塾、予備校では身につかないことが学べて
高卒の資格も取得できるのは魅力的だと思います。
このオルタナティブスクール構想は提携先の高野山高校からもかなり期待されており、
6月の契約にも関わらず、次年度(2026年度)を待たずに
今すぐに生徒募集できるよう手続きを進めてくれています。
まだサポート校部門の屋号(学校名)も決めていませんが、
生徒達の学びの環境をどんどんアップデートさせるために取り組んでまいります。
お知り合いでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非お声がけくださいませ。
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