中２男子と本の話をしました

定期テスト中だったのですが、
中２の男子生徒と本の話をしました。
この生徒は小学生のころからKGCに通う野球少年で、
小学生のころからよく本を読む子でした。

生物系の本が好きな子だったのですが、
何かお勧めの本はありますか？
と訊かれたので、
こちらの本を紹介しました。

「13歳からの地政学」は、
13歳が読むにしてはちょっと難しいと思いますが、
「定期テストで90点以上取れるんだから
　是非これで知識を深めて欲しいな。」
といったところ、2日後にはもう買っていました。

この本を読むことで、日ごろのニュースがよく分かるようになります。
また、この本をきっかけに国の成り立ちや、
政治にも興味を持ってもらいたいと思います。
社会科が好きな生徒にはかなりお勧めな本です。
1章ずつ7日にわけて読むことができます。

・世界最強のスパイ組織が負けた理由
・核を最強のアイテムにする３つの条件
・日本が核爆弾を持つ日は来るのか？
・治安維持に年間20兆円を使う中国
・記者に銃を向ける国
・自分の国がなくなった友人
・アフリカから見た日本
・韓国人でロシア国籍のヤマモトさん
・なぜ過去のことが蒸し返されるのか
・夢がないのは悪いこと？
などのトピックがあり、教える立場の人が読んでも
勉強になると思いました。

社会が好きな中学生がこの本を読み、
ここから深堀して高校生になるまで
バランスよく日本地理、世界地理、
日本史、世界史、政治経済を
勉強してくれたら、大学では国際政治や
国際法に興味を持ってもらえるかもしれません。
将来は国際弁護士などになり、
企業が海外でも成長できるような
仕事についてもらいたいなぁと思ったりします。

また、数学が得意になれば、経済学や
経営学なども学んで海外大学へ進学して
財政家や投資家になり国や経済を
成長させられる人になってほしいなぁと思ったりもします。

中２の生徒に本を勧めただけなのですが、
いろいろと勝手に妄想しています。
本をきっかけに人生が大きく変わる人もいます。
部活や塾通いで中学生は忙しいと思いますが、
たまには図書館にも足を運んでもらいたいです。
自分を成長させるきっかけづくりに良い本と
出会ってくれることを願います。

もし金沢に行くことがあれば、
是非、石川県立図書館に足を運んでください。