「マネージャーはメダルを取れないから、俺が金メダルをとって1番にかけに行く」

その言葉に惚れてカヌー部に入部して4年。

試乗会のあの10分で人生が変わりました。

岡村さん!カヌー部で過ごした4年間は最高で幸せな時間でした。

4年間の目標をありがとうございました!

 

 

 

松江レクのお話でした「愛と恋」について、文章でも残しておこうと思います。

いつか誰かの助けになれば...と思って。

現役も改めて読んでみてほしい。

 

愛と恋の違いとは?

人によって捉え方は違うと思うけれど、

 

例えば、自分が買い物行った時に

ステキな服見て「この服着てあの人に会いたいなぁ」って思うのが恋

逆に、自分の服を買いに行ったのに「この服あの人に似合いそうやなぁ」って思うのが愛

 

つまり

自分本位なのが恋

相手本意なのが愛 かな思っています。

 

私がこの4年間、マネージャーとしてどっちだったのかを考えてみたので、読んでるみんなもどっちか考えてみてください。

 

入部当時の私は、部に認められたくて、部員からも好かれたし信頼されたいって思って、

先輩の真似をしてみたり、莉花の真似して出来具合に嫉妬したり、、、

自分自身を輝かせたくて行動していました。

これは自分本位なので「恋」ですね。

 

そんな時に、

こんなに尽くしてるのに、全然頼りにされない、見返り求めちゃう自分がいたり、

憧れてマネージャーになったけど、向いてなかったのかなって思う日があって

これが部活に恋をしてた自分にとって

「失恋」していたんだなって思います笑

 

ずっとずっと、この部員のこの行動にマネージャーとしてこう動くべきという固定概念をもとに動いていました。

それに対する周りの反応も気にしたりして、

その結果に気持ちが浮き沈みして、、、

つまり自己満です!

 

そうではなく、

今あの子は何を求めてるかな?

何がしたいのかな?

最近しんどそうな部員が前みたいに目を輝かしてカヌーさせるには?笑顔にするには?

自分が支えるべき?他の人かな?

タイミングとして今じゃない?

とか、、、

マネージャーとしての自分の価値を得るために動くのではなく、相手第一に考えて行動するようになりました。

自分の輝きがやりがいではなく、みんなの輝き、頑張る姿、笑顔が私自身のやりがいになっていました。

 

これが部を「愛すること」だと気付きました。

1回生の時の岡村さんが言ってた愛の意味がわかった気がしてます!

 

自分本位→相手本意

このことに気付くのにすごく時間かかって正直しんどい時期の方が長かったです。

だけど成長できて貴重で幸せな時間でした。

 

こんな話をしたけれど、、、

プレイヤーは1人の選手として輝いてほしい

誰よりも輝くために自己中になってほしい

今までの話と矛盾してるけれど

関学カヌー部にマネージャーがいる意味は、選手のみんなが輝く姿を見たいから、1番近くで支えたいから。この思いがなければ、4年間を捧げることはできない。

選手としての自分を信じて、それを支えたいと思っているマネージャーを信じて、勝つためにわがままになってほしい。

 

4年目の夏

「たくさん迷惑かけてごめん」と言われました。今振り返ると4年間で1番悔しかった。

申し訳なさを感じさせてしまったかぁと...

カヌー部員のためならいつでも、何時間でも、なんでもできる。マネージャーがみんなにすることは仕方なしではなく「愛」なんだよ。

 

「ごめん」という言葉は自分を正当化したいから。

(本当に間違ったことをした時は必ず謝るべきなのは当たり前として)

自分のためにまた…とか思った時は「ありがとう!」と伝えてほしい。

「ありがとう」は相手に送る言葉だから。

たったこれだけで自分本位→相手本位に変わってます!

マネージャーはこう言われるだけで1日の日記にはなまるが付けられます😊

これはマネージャーに限らず将来ずっと使える知識じゃないかな〜

自分自身も同じ立場になる時を考えて言動してみてください。

 

つまり、

言い方は悪いけど、勝つためにマネージャーをたくさん利用してほしい。

マネージャーにわがままになることが恥だと感じないでほしい。

きっと関学カヌー部のマネージャーはみんなが予想している以上の愛を返してくれると思うよ❤️

 

長くマネージャーの話をしてきたけれど、私にとって主務としての1年も同じでした。

正直うまくいかないことの方が多くて、みんなが十分に活動できない時・大会に出場させてあげられなかった時もあって実力不足でした。それでも、手を差し伸べてくれる同回、憧れてくれる後輩がいて、1年やり抜くことができました。本当にありがとう。

きっと役職に就くと、責任に追われて自分を見失う時があるかも知れない。

そんな時は、自分の利益ではなく部員全員のことを1番に考えて、部に「自分にしかできないこと」を探してそれを信じて行動し続けてほしいです。

でも1人ではないよ。私がたくさんの OB• OGさんにいただいた愛を次は現役のみんなに OGとして返していくから、どんな時でも頼ってください。

 

 

長々と語ってしまいました。

つまり、ラストブログで全員にメッセージ書くと言っていたのが厳しそうです。

きっと久野がみんなに書いてくれると思うから、私はやめておきます。笑

みんなご飯行こうね、その時たくさんお話しします。

 

最後に同回へ

4年間本当にありがとう。

たくさんぶつかって、たくさん笑って、全てがいい思い出です。

これから先、おじいちゃん・おばあちゃんになってもたくさん笑おうね。

大好き!!!

 

私は誰かのためにではないと動けない人間です。

今日までみんなに捧げてきた愛をこれからは、たくさんの小学生たちに注いでいきたいと思います☺️

でもカヌー部に対する愛は消えないので、一生関学カヌー部を応援しています!

 

第64代 主務兼マネージャー 小縣みなみ