お疲れ様です。主将の東山です。
ラストブログを書きます。
僕は、大学からカヌーを始めたジュニア上がりの選手です。ジュニア上がりの選手では珍しいと思いますが、カヌーをやるためにカヌー部に入りました。一回生に配られる体育会の一覧だけが書かれている冊子にのっているカヌー部の電話番号に電話を掛けました。当時主将の藤井凌さんに繋がり、突然誰?みたいな感じになっていたのを覚えています。当時の僕はモチベーションの維持は自分で出来ると思っていたので、邪魔さえされなければどんな部でもいいかなーとか考えてました。新歓大臣を務めた今となっては、そんな風に自分のこと中心に考えながら入部した自分は、わけわからんやつだと思います。関学カヌー部の入部について思うことは、「アタリの部ひいたわー」です。
一年生の夏まで、沢山の初めてを経験しながら、ジュニアチャンプ以外何も考えずに、練習してました。練習量はたいしたことは無かったとは思いますが、毎日が詰まっている感じで、すごく楽しかったです。
2年生のとき、3年生のとき僕は自分のことばかり考えていました。幹部の人たちは僕が、楽しんで強くなれば、それが一番嬉しいんちゃうかなと考え、とにかく練習しました。それが正解なのか確かめたことはないですが、正解だっただろうと主将になった今思います。朝エルゴ漕いで、チャペルアワーエルゴ漕いで、乗艇終わったら毎日帰って筋トレして懸垂200回やってました。
4年生はどういう一年だったか結論も整理もついていないので、書けません。僕は、自分のことばっか考えていたことを後悔も反省もしていないです。それが、カヌーをやる環境を整えてくれている人達に通す僕なりの筋だと思っていました。だから、ありがとうを口にすることもなく、「口にする前に行動」を感謝の証として行動していました。なので今回、カヌー関係者に限りますが、今まで言わなかった感謝を伝えます。
リアクション部屋の方々。夏の関カレの部屋でした。籠谷さん、高本さん、石田さん、僕、駒谷、溝口でした。ここで言うわけにいかない思い出が多いので短いですが、楽しすぎた。溝口も言ってましたが今でもLINEグループが動いています。この部屋の形はカヌー部の人間関係における理想を完全に表していました。
学連の先輩方、籠谷さん、森田さん、加藤明日香さん、藤井真冴さん、所さん。僕が、全日本の委員長、関西の理事長にまで上り詰めました。まったくもって敏腕ではありませんが。先輩に対して、砕けた感じで距離を詰めないことを信条にしている私は、このような小さい単位でのコミュニティに所属させてもらったことは非常にありがたかったです。関学で学連に所属されてるプレイヤーの方は全員ジュニアで、境遇も同じことから、すごく優しくしてもらいました。あの一体感は非常に心地よかったです。森田さんのマネージャー帽デザインが好きで、試合やTTでよく被ってました。
加藤明日香さん。そして、西村みらいさん、山岡さん、伊藤太志さん、郷本さん、中川さん(把握漏れ等ありましたら、大変申し訳ございません。)艇の下部がオレンジ、上がクリーム色のバンキッシュセカンドに乗せていただきました。本当に光栄でした。一度しかFで連れていくことが出来ませんでした。さらに出場したFでは惨敗しました、大変申し訳ございません。モチベーションの一つとして確かに存在していました。ありがとうございました。明日香さんには昨年にコロナ落ち着いたら、食事に行こうと誘ってくださいましたが、実現しておりません。食事に誘うことをあまりやってこなかったので、下手くそな誘い方になりますが、落ちついたらよろしくお願いいたします。受けていただければ、ありがたいです。ここでは関係のない話ですが、僕はこれまで先輩方を食事に誘うのが恥ずかしくてできなかったので、遅くまで練習して誘えないようにしていた節がありました。ちょっとごめんなさい。
藤井真冴さん。2019年夏は最高のレースでした。
二宮さん。冬の練習をジュニア4人と二宮さんで乗り切りました。僕らの誰一人として上手く漕いでは無かったですが、勢いで冬を乗り切れる程のパワーがこの組にはありました。あの乗艇は忘れもしません。
世界一の石田さん。ありがとうございました。でした。一緒に漕ぎたかった。ただただそれだけです。それが僕の唯一自分の結果以外の目標でした。
こんな思いをかかえ、色んなものを背負うとは入部当初思いもしませんでした。楽しかった。
ここからは後輩たちとまだ見ぬ後輩たちへ。
ずっとジュニアの伝説をおってきました。
諦めずどんな感情をも前に進む力に変えてくれ。
自分が勝ちたいということは敵も勝ちたいということだ。
凄い人が凄いといわれるのではなく、凄いことをした人が凄いといわれるのだと信じて。
僕が関学カヌー部の下限となることを信じて。
頼んだ。
主将 東山