高東旅館をチェックアウトしたあと、向かったのは…
東鳴子温泉 高友旅館です。(ここも外観写真撮り忘れました)
建物はかなり鄙びてますが、ちゃんと手入れされています。「黒湯の高友旅館」と看板にあるくらいなので、受付を済ませてまずは黒湯へ向かいました。
黒湯
この旅館の看板温泉です。
混浴で脱衣場を一緒なので、女性には極めてハードルが高いと思います。女性専用時間はあるので、宿泊すれば女性でも安心して入浴できます。
8人くらい入れる大きさの浴槽に黒緑色の湯が注がれてます。かなり重量感のあるアブラ臭がして、ずっしりした重い浴感です。透明度20センチくらい、外が寒いので最初ちょっと熱く感じますが、すぐ適温になります。
特徴的な色からゆうちんが名付けたのが、「ビービ(天装戦隊ゴセイジャーのやられ役)の温泉」。歴史ある温泉になんつー名前を…
プール風呂
黒湯の浴槽の脇にある別源泉の浴槽ですが、冬場は湯を張ってないそうです。実際、行ったときは空っぽでした。残念。
黒湯の先にある家族風呂を確認したら使用中だったので、いったん入口まで戻ってひょうたん風呂に向かいます。
ひょうたん風呂
4~5人サイズの浴槽に薄黒色のお湯がかけ流しになってます。このひょうたん風呂は男湯で、女湯はラムネ風呂と呼ばれてます。源泉は同じです。
写真では見にくいですが、うっすら白濁してるのは細かい気泡のためです。
ちょっと熱めくらいの湯温ながら泡つきがあり、肩までつかってじっとしていると全身アワアワになります。
ぬる湯でアワアワというのはよく聞きますが、これだけ熱い温泉でアワアワというのは珍しいですよね。
入っていてとにかく心地よくて、黒湯よりもこちらの方が気に入りました。
当初は東鳴子でもう一軒、馬場温泉にも行きたいと思っていたんですが、高友旅館だけでかなーり満足してしまったので、馬場温泉は次のお楽しみにとっておく事にして、ばびゅーんと中山平へ向かいました。
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向かったのは・・・
レストハウス星沼ですよ。
高友旅館の駐車場から電話をかけて日帰り入浴を受け付けてるかどうか確認したんですが、始め「はい」とだけ言われたので、個人宅にかかってしまったかと焦ってしまいました。
幸いこの日は日帰り入浴OKとのことだったので、喜び勇んで向かいました。
場所は国道から鳴子熱帯植物園に入る道がある交差点のところです。駐車場は結構広いんですが、除雪してある範囲に微妙に車が止まっていたので、どこに止めようか悩んでしまいました。
ドライブインですが宿泊も日帰り入浴もできるようです。
行ったときは食堂にはお客さんはおらず、入浴のお客さんが1人いらっしゃいました。
入口を入ると食堂になっていて、日帰り入浴であることを告げると「奥ですよ」とのこと。
料金は・・・と聞いてみると、なんと後払い。他ではなかなかないパターンですね。
お風呂は男女別に内湯×1があります。
カゴだけのシンプルな脱衣所から続く浴室は広めの洗い場があり、カランもあります。
浴槽は変形5角形で7~8人くらい入れるでしょうか。
源泉投入量は浴槽脇のバルブで調整可能で、源泉は激熱なのでそれで温度調節ができます。
源泉は微硫黄臭がします。始めぬるめで中程度のぬるぬる感でしたが、先に入っていたおじさんが源泉バルブを開けるとそのうちだんだん熱くなってきました。
浴槽内にゅるにゅる度ではブラボー!というほどではないですが、湯上りのすべすべ感はなかなかのものがあります。
ちょうどお昼時でお腹が空いてきました。
近くにある笑楽さんでお昼としましょう。
こちらは昨年の夏に来て、とても美味しかった記憶があるので、再訪しました。
ミソラーメンセット
ミソラーメンにおにぎりがセットになってます。
このミソラーメン、何か突出したものがあるわけじゃないと思うんですが、不思議ととても美味しいんですよね。
濃厚ではないですが味のいい味噌スープとシコシコした歯応えの麺の組み合わせがちょうどいいんだと思います。
美味しいのは子どもたちも同じようで、ゆうちんとなっちんで大人用の普通盛りを1人前平らげました。。
そろそろ本日の宿に向かいましょう~
(H23.12.24)