【Total distance I've walked on foot】Approx. 23,100km(13 countries)
【Journey in Canada 2017】1,627km 150 days
【Journey in Canada 2018】from Calgary eastward in May
Now we are on the backpacking trip in South America for half a year
【We are here in 】Cuzco, Peru Day101
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【 これまでの総歩行距離】約23,100km(13ヶ国)
【カナダ横断の旅 2017終了】1,627km 150日間
【カナダ横断の旅 2018】５月カルガリーより再開予定
その間の半年は南アメリカのバックパック旅行
【現在地】クスコ14日目 ペルー101日目
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I have stayed in hospital just for taking care of Ayumi who has salmonella and giardia.
But result of exam said that I have Salmonella and another kind of parasite, too.
Ayumi was getting better,then we left the hospital after 3night stay.
We are really happy we have travel insurance.
ペルーに来て101日目。
ペルーだけにこんなに長く居ることになるとは思わなかった。
歯医者やら今回の入院やら、ペルーではいろんなことで停滞がすごく長くなったからだ。
あゆみのサルモネラ感染がわかって即入院の付き添い３日目の朝。
部屋の前面が全て窓という贅沢な部屋で目覚める。
相変わらずいい眺めだな。
あゆみも徐々に良くなってきていて、サルモネラについては、あゆみの体力さえ戻れば退院しても構わないとのこと。
薬だけ数日続けて飲めば大丈夫らしいが、気になってるのは、もう１つの喉の症状と疲労感だ。
喉の奥に白い口内炎のようなモノがあり、扁桃炎らしい。
これがあゆみの場合は慢性になっているのが、あゆみが風邪をひきやすい原因のようだ。
しかしこれを治すには外科手術で扁桃腺を摘出するしかないらしい。
先生はもし手術するなら自国でした方が良いと言う。とりあえず今の扁桃炎は薬で消えていっている。
検査の結果によると、あゆみにはサルモネラ菌の他にもジアルジアという寄生虫もいたらしい。
ジアルジア症は世界的にはありふれた感染症で、世界中のほとんどの国で有病地を抱えているそうで、感染者の多くは無症状らしい。
ひどい下痢と腹部の痙攣を特徴とする胃腸炎で、鼓腸、膨満、疲労、吐き気、嘔吐、体重減少などを伴う。
そうか！
あゆみのお腹にはサルモネラ菌と寄生虫の両方が居て、悪さしてたからいつまでも下痢が止まらなかったのか。
これも薬で治るそうで良かった。
疲労感は抗生剤の影響でもあり、後は回復まで時間の問題ということでまずは一安心だ。
結局喉の痛みと疲労でもう一泊ということになった。
うん、私は何泊でも構わないよ。
というか、一週間でもいいよ。
献身的に付き添いするよ〜。
だってここは、ルームサービス付きの豪華ホテルみたいなものだし。
ただ唯一の問題は運動不足になるということだな。
前日はまだ前の宿に置いてあった自分のバックパックを取りに片道３キロを往復した。
今日はどこに行ってみようかな。
窓からの景色にちょっと気になる部分があった。
写真の右上に見える何かの像。
あのくらいなら1〜2時間で帰って来れそうだ。
写真左側の家の屋根の上にも何か立ってるな。
いったい何だろう？
ずっと点滴を受けていて病院から出られないあゆみには気の毒だが、私は運動も兼ねて
像がある斜面まで行ってみることにした。
夕食の時間までには何があっても戻って来ないといけないな。
まず屋根の上の像の方に向かってみると、
なんだ、ちょうど屋根の高さの塔の上に立っていた像だったのか。
パチャクテク(Pachacutec)というインカ帝国初期の皇帝だそうだ。
続いて丘の上に登ってみる。
高地だからか、クスコに着いてあまり歩いてないからか、ちょっと疲れやすいな。
ここの像もまたパチャクテクだった
パチャクテクがクスコの街を見下ろしている
おっ、病院が見えるぞ。
写真中央にあるガラス張りの建物だ。
前面が白のビルに挟まれた黒っぽく見えるのがそうで、あの５階からはこちらが見えるはず。
手を振っておこう！
それから途中でパンを買って、また病院に戻るとちょうど２時間くらいだった。
ベッドの上からでもあの像はよく見えるのに、やはりあゆみは全然こっちを見てくれていなかった。
夕食。
ちょっと量は少なめだけど、パンを足せばいい。
でも、いいよなあ。
自分で買い物も、料理も、片付けもしなくていいって。
その夜、シャワーを浴びる時にちょっと頭が痛くなった。
そういえば、あの酷い頭痛と嘔吐の後、少し身体に力を入れると頭痛がして、それがしばらく続くようになった。
普段はなんともないんだけど。
頭痛自体あまり経験がないので、ちょっと気になるな。
せっかく病院にいるんだから、お医者さんに聞いてみよう。
夜遅くあゆみの診察に来た先生に話を聞いてもらう。
私の症状としては、一週間くらい前に食中毒で、酷い頭痛と嘔吐の後、たまに頭痛がすると伝えると、先生はこういつた。
「奥さんと同じサルモネラ感染の可能性がありますね。もし検査を受けるなら、あなたの旅行保険に連絡を入れて下さい」
な、な、なんと！
付き添いの私にもサルモネラの可能性があるって？
私は頭痛と一回の嘔吐だけで、下痢もない。
ちょっと風邪気味のような感じではあったけど。
あまりにもあゆみと症状が違うからサルモネラは考えもしなかった。
でも、頭痛と嘔吐はあの安食堂で食べた後だ。
再び、保険会社に連絡して、今度は私の旅行保険で検査を受けることになった。
翌朝
決して女医さんに顔を付き合わせてる訳じゃないよ。
体温計を口に咥えて、血圧等を測ってもらってるところ。
そして検査の結果、私の体内にもいることがわかった。
サルモネーラ！
そうだったのか！
んん、考えてみると、あゆみにサルモネラの症状が出たのは私の後だ。
ということは、まず私が先に感染して、それがあゆみにも感染したのか？
しかもジアルジアではないけど、他の種類の寄生虫も発見されたという。
完全にひと事だと思っていたのに、なんと２人して・・・
少し元気になったあゆみは点滴を付けたまま、ストレッチを始めた。
まぁそのくらいならいいかも思ってたら、なんとジャンプまで始めた！
て、点滴のチューブに血が逆流してる！！
なんて病人だ・・
すぐに看護師さんを呼ばなければ。
私は体は元気だから、サルモネラ及び寄生虫についても一週間の間、薬だけ飲めばいいと言うことで他の治療はなく、
あゆみと付き添い人はこの日退院ということになった。
昼食。これが最後の病院食だ。
ああ、名残惜しいなあ。
ああ、この部屋と窓からの眺めは最高だったな。
退院の準備を終え、２人とも最後の時間を惜しむ。
病室だけど・・・
退院できたとはいえ、あゆみの体力はまだ元通りだとは言えない。
タクシーで、インカズ キャンピング ホステルとは違うちょっと高めのホテルに移動。
あそこは安いのはいいけど、病人にはちょっとキツい環境だからね。
祝・退院！
サルモネラ&寄生虫な２人！
２人の旅の動画はこちらに
→→→歩き人ふみのYouTbe動画ページ(Fumi’s YouTube page)
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旅の模様は引き続きあゆみのブログでも。
