深夜の妖怪現る
【Total distance I've walked on foot】Approx. 21,600km(13 countries)
【We are here in 】Chemainus (Vancouver island), British Colombia(day12th on Trek across Canada on foot)
【Walking distance in Canada】120km
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【 これまでの総歩行距離】約21,600km(13ヶ国)
【現在地】ブリティッシュコロンビア州シュメイナス(バンクーバー島) カナダ横断12日目
【カナダで歩いた距離】120km
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2度目の熊目撃の次の日は早朝に起き、トランスカナダトレイルを外れて、ダンカンの街に向かう。
数日間20kmくらいずつ歩いたし、バンクーバー島のビクトリアからフェリー乗り場のナナイモまでの
半分くらいは歩いたからちょっと休養をとることにしたのだ。
大して距離を歩いた訳じゃないんだけど、日本の旅のようなカートを使わず、バックパックを背負って歩くと結構体力を消耗する
森林の中を通る道。朝の木漏れ日が心地よい。
7kmだけ歩いて朝8:30に川岸のキャンプ場に到着。
キャンプ場の受付では、まだ朝だけどもうテントを張っていいと言ってくれた。
何だか1日儲けたような気分だ。
木陰のある75番に陣取る。
このキャンプ場から近くのスーパーへ最短ルートだと徒歩で10分。
一番近いスーパーの「リアル カナディアン スーパーストア」
大きなチェーン店であちこちにある。
たまに町で大きなスーパーに出合うと、安いし、何もかも美味しそうでついつい買い過ぎてしまう。
リカーショップでワインとオレンジジュースも買ってきた。
食事係は私だけど、あゆみが一品担当してくれた。
私の料理は、十数年もの旅の間、本当に自炊してたのかとあゆみがいつも首をかしげるほど、手際が悪くてモタモタしていて要領も悪い。
コンロに火を点けてから水を汲みに行ったり、湯が沸いてから袋の口を開けたり、あゆみはいつも手や口を出したくて
仕方ないところを我慢しているようだ。
スクランブルエッグとソーセージ。
そういえばアルコールストーブで炒め物するの初めてだな。
私達は油やバター類を持ってなかったから。
久しぶりに食うと旨い!
前日に隣のキャンピングカーの夫婦に缶切りを借りた時に私達の旅の話をしたら、すごく興味を持ってくれた
エドモントンの近くから来ていたジョンとスー。
ソーセージを炒めるのにバターを借りたのも二人からだ。
「何か必要な物はないかい?私達は各地に知り合いがたくさん居るから、旅中に困ったことがあった時は連絡するんだよ」
嬉しいことを言ってくれる。
ジョンはキャンプ場を出た後、走って戻って来てあゆみに缶切りを渡して、こう言ったそうだ。
「君達にこれを渡すのを忘れてたよ。私達は無くても大丈夫だから」
息を切らせながらニコニコしてそう言うジョンにあゆみは
「重過ぎるから要りません」
とはとても言えなかったそうだ。
うむむ、凄く便利で、しかも特別立派な道具が1つ増えたぞ
さて、実は数日前から深夜になると妖怪が現れて悪さをしてたのだが、ついに今夜カメラでその正体を捉えた。
その妖怪は「ヨナカボリボリ」という
3晩くらい連続で現れたような気がする。
日中にたくさんの食べ物をお供えしたら退散してくれたようだが、またいつ現れるかわからないので
しばらくの間はお供えが欠かせないかもしれない。
海辺で、テントから目の前に海と島、その向こう側には雪を頂いた白い山が見えている。
ダンカンのダウンタウン。街には無数のトーテムポールが立っている。
キャンプ場から近いのにキャンプしてる間は一度も行かず、出発する時に通る。
日本の旅の間、荷物は全てカートに載っけてたから、あゆみは荷物を背負って歩いた経験が少ない。
身体が慣れるまで、大量のカロリーを消費するのかもしれない
再びトランスカナダトレイルが未整備の区間を通る。
日本ではいつも舗装路を歩いてたくせに、こちらではちょっと道路沿いを歩くとトレイルが恋しくなる
でも道路沿いでもこんな良い景色の場所がある。
駐車場の片隅で、パンとスライスチーズとバナナと水だけなんだけど景色さえ良ければ素晴らしいランチになる。
クロフトンという海沿いの小さな町まで歩いた。
この日はキャンプ場に泊まるつもりはなかったのだが、適当な場所が見つからなかったのでキャンプ場に泊まる。
そういえばカナダで海辺でキャンプするのは初めてだ。
キャンプ代はちょっと高かったけど、その価値はあったな
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