キューバ・ハバナでいきなりフル回転 | 歩き人ふみとあゆみの徒歩世界旅行 Fumi's trek around the world on foot

キューバ・ハバナでいきなりフル回転

これまでの総歩行距離】約21,400km(海外12,000km、国内9,400km)

【あゆみと歩いた距離】5,960km(西日本+台湾)

【現在地】Baracoaバラコア3日目(Cubaキューバ12日目)

【現在の旅】北米大陸(主にカナダ)夫婦徒歩二人旅



今はキューバの首都ハバナから遠く離れた東の端っこにあるバラコアという町にいて、

キューバに着いて2週間が経とうとしてるけど、話はまだ入国したばかりだよ。



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キューバに着いて翌日、元々予約していたすぐ隣のカサ(民泊宿)に移動。
(レンズが汚れてたみたいで曇ってる)

私は時差ボケで朝4時頃に目が覚めてもう眠れなかった。
あゆみは飛行機でも寝ていたが、夜もぐっすり眠っててちょっと羨ましい。


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このカサは清潔で静かで部屋も広く朝食も素晴らしいが、2人で1泊45CUC(ドル)は私達にはちょっと高級過ぎるな。


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海まで散歩に出てみる。海沿いの大通りが通行止めになっている。
話しかけてきたキューバ人に聞いてみると今夜はサルサのフィエスタ(お祭り)があるという
のでそれに関係あるのかな?


途中であゆみが道沿いの店でサンドイッチを食べてみたい、というので買ってみる。

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あゆみが地元の人に混じって並んでると、まるで子供のお使いみたいだ



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注文したのはハンバーガー(アメリカではキューバンサンドイッチと呼ばれてるらしい)とオレンジジュース。



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そこにあった人力三輪タクシーに座っていいよ、と言ってくれたのでそこで食べる。
地元のキューバ人と一緒の物を食べられて満足げだ。

店のおっちゃんは英語が話せなかったので、注文や支払いはスペイン語で。
私はスペイン語で日常会話くらいはできるが、何せ20年前の中南米の旅が終わって以来ほとんど使う機会がなかったので、
道を歩いててもスペイン語を思い出すのに必死で、会社で働いてた時よりも頭を使ってるかもしれない。


カサに戻って昼寝。
時差ボケ状態から抜け出すために昼間は寝ない方がいいのはわかっているんだけど、
飛行機でも宿でも寝てるくせにさらに昼寝しようというあゆみの誘惑に逆らえなかった。

夕方、いつの間にか隣の部屋に来ていたアメリカから到着したばかりのミッチさんと会う。
私達が1日早く来てたんで驚いてた。
カサを予約していたのは同じカサで彼女と落ち合う予定だったせいもある。
私は初対面で、あゆみも子供の頃にしか会ってないけど、なんか昔からの知り合いみたいな、
ざっくばらんで気安く話せる女性だ。
彼女はほんの2時間半のフライトで疲れてもいないので、夜はさっそく一緒に飲みに出かける。



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バーを探していて英語の話せるアンディーというキューバの学生に知り合い、バーを紹介してもらって一緒に飲む。


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アンディーにキューバに関するいろんな話を聞く。
彼がいうにはキューバが変わりつつあるのはアメリカと国交正常化したからじゃなくて、
10年前の制度改革からだという。
キューバ人は基本的にアメリカ合衆国という国を信用してなくて、必ずしも変化が良いとは思っていない。
良い変化もあれば、変えてはならないこともたくさんあるのだ。
そういえばタクシーの運転手も同じ様な事を言っていたな。

アメリカに住んでるミッチさんは当然ながら英語は堪能で、アンディーも早口なので何とかついていこうと集中する。
最初からフル回転だぞ、日本であまり使ってなかった私の頭脳。

話はサルサのフィエスタのことに移る。
なんとその日がフィエスタの最終日だったそうで、アンディーも友達と一緒に踊りに行くそうだ。
今夜が最後?!
これは絶好のタイミングなのかもしれない。アンディーに一緒に行けないか聞いてみた。
するとアンディーはすぐさまタクシーを呼びに飛び出して行った。
タクシー代を私達に出してもらえるのだとわかってたのだ。


タクシーから見ると入口の遥か遠くからすごい数の人が並んでいる。
これじゃあ入るのは無理なんじゃないかと思ったら、アンディーは最初から別の場所に向かってる。
別の入り口を知ってる様だ。
暗い道を通って、結構離れた場所にあったその入り口にも人はいたが、表入り口に比べれば、少しと言っていいくらいだ。
入り口にはガードマンがいて、なかなか開けてくれないが、アンディーがガードマンになにやら話しかけて、
半ば強引にスルッと中に入れた。
ミッチさんが少し袖の下を渡してくれたみたいだ。
さすが!


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中は人で埋め尽くされ、熱気でムンムン。老いも若きも皆踊ってる。


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もちろん私達も踊る。
アンディーにごく基本のステップだけ教えてもらって適当に。

動画も撮ってるんだけど、キューバでアップロードするのはちょっと無理だから、また後日。

しょっちゅう周りの人に話しかけられる。
皆ニコニコしている。キューバ人は音楽無しに生きられないという話もよく分かるな。
アンディーは踊りも上手く、よく近くにいた女性に誘われて一緒に踊っていたが、その最中に
たまたま別に来ていた恋人が来て、激しく詰め寄られて謝る、という極めてラテンらしい一幕も見せてもらえた。


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アンディーに知り合わなければ間違いなくフィエスタに来ることもなく、もし仮に来たにしても中に入れることはなかっただろう。
キューバに着いてすぐにこんな楽しい夜になるなんて。ありがとう、アンディー!

のっけから楽しいぞ、キューバ!!





もうキューバでの頻繁な更新は諦めてる。
できる時にできるだけやって残りはキューバの後のアメリカに入ってからするつもりだ。



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