懐かしき徳島を歩く | 歩き人ふみとあゆみの徒歩世界旅行 Fumi's trek around the world on foot

懐かしき徳島を歩く

【日本縦断、これまでの歩行距離数】9,401km
【これまでの総歩行距離(海外+国内)】約21,000km
【出 発 地】北海道知床半島 相泊(あいどまり)(2005年8月)
【最南到達地】沖縄県 波照間島 沖縄最南端  (2013年10月)
【現 在 地】徳島県阿南市のふみ実家到着!! (2013年12月15日)

【記事内の行程】24km 徳島県美馬市脇町→(8km 12/7)→阿波市山川町→(16km 12/8)→鴨島町
【旅の途中で入った温泉】279湯目 鴨の湯(鴨島町)






次こそは日本縦断歩き旅のウォーキングウェディング&ゴールインの瞬間だ!
と思ってた人が多いだろうけど、肩すかしでごめん。



この前からふみとあゆみのブログの内容がほとんど同じなのだが、それは最近まで二人に
新たに分を書く精神的余裕がなかったからだ


ゴール当日は自分等ではほとんど写真を撮っていなくて、プロの写真家であるマナブさん
(あゆみ兄)と西尾さんに完全に任せていた。
超多忙なマナブさんがタスマニアに帰る前夜、写真担当の二人が撮った膨大な数の写真から
とりあえずごく一部の写真を選んで写真データをいただいたのだが、その限られた写真を
使って二人がブログを書くと結局写真はほとんど同じとなる


マナブさんはとっくにタスマニアに戻っていて、「タスマニア10,000人プロジェクト」
の大詰めで休む暇もない中で写真の選別作業をしてくれているらしい。
日本に来るだけでも大変なことだったのに申し訳ない、ありがとう

ということで、その写真データが届くまで書けていない出来事を先に書こうと思う


ゴールしてしまってからそれ以前の話に戻るのも興ざめだろうし、少々お待たせする
ことになるが、少しだけさかのぼって徳島県に入ってからのことを書く







もう20日も前のことだけど覚えてるかな?
香川県から阿讃山脈を越えて、舞ちゃんと3人で徳島県美馬市脇町まで歩いた時
→→→「最後の県境越え。舞ちゃん 歩く、押す、食べる、寝る」

あまりいろんなことがあり過ぎて、もう遙か昔のことのように感じる



舞ちゃんと別れ、ブティックで一晩泊めていただいた

試着室寝
あゆみが寝たのは試着室


ブティック床寝
私が寝たのはブティックの床


でも今までの寒いテントのことを考えるとすごくありがたかった
トイレも水道もコンセントもあるし、暖房も入れてくれたし




ブティック発

前日は風邪気味で調子の悪かったあゆみも朝にはかなり回復していて安心!!

朝にも井上さんに近くの素敵な喫茶店で朝食を食べさせていただいて、いざ出発!




今関さん宅
その日はゴールインの準備作業で一日が終わり、結局近くの山川で、知り合いのえいこさん
の家に泊めていただくことになった

友人の柳沢さん夫妻も来てくれて一緒に鍋をつつく
温かくておいしい



台湾留学生と
えいこさんのご主人で、4年前に亡くなられた今関知良さんは農業をやるために千葉から
一家で徳島に移住し
「百姓になりたい!」「ぼくは農家になった」「ほどほどに食っていける田舎暮らし術」
などたくさんの著書がある→→→今関さんの著書

もちろんえいこさんも農業や生活全般に豊富な知識があり、一人暮らしをしている今でも
海外からのホームステイを受け入れたりしている

この日も台湾からの留学生におもちを作り方等を教えたりしていた



今関家発
今関家を出発




山川
これが山川

車では何度も通ったことがある道だが、歩くとやっぱり感じ方が違うな



柳沢さん歩く
リヤカーを押してあゆみの後をついていってる柳沢さん
徳島市でずっと昔からお世話になっていて応援してくれていた方だ



川島
柳沢さんはこの日一日私達と一緒に歩くことにしたのだ

リヤカーを押す柳沢さん
舞ちゃんといい、なぜかリヤカーを押したがるんだなあ


今まではいつも知らない土地ばかり歩いてきたが、逆に見知った場所を歩くというのは
なんだかかえって新鮮だ



東に向かって3人で順調に歩き続けていたが、いつもの問題が起こる

あゆみがトイレに行きたくなったのだ。
近くにコンビニなどもなく、あたりを探し回る

かなり遠いところにやっとコンビニを見つけて走り戻ると、あゆみは待ちきれなかった
らしく、ある民家に駆け込んでいた。

こんなこともたまにある



新築のきれいな家だな
とある家
外で待っていると、なぜか私達も家の中に呼ばれた。

なんだ?




コーヒー
なんと!
トイレを借りに行った家でコーヒーをごちそうになることになったのだ

何年も歩き続けているが、トイレ借りてコーヒーをいただいたのは初めてだなあ



ここで柳沢さんが私の趣味「折り紙」のことに触れたため急遽折り紙を折ることになった

折り紙を折る
紙は柔らかい和紙しかなかった

この紙は折り目が付きづらくて、折りながらもちょっと心配だ


和紙のトカゲ
トカゲ
ちょっと開き気味ではあるが、なんとか形にはなって安心



到着
そんなハプニングを挟みながら進み川島町を過ぎて鴨島町まで歩いた

柳沢さんは私達の歩く速度に驚いていた。

一番歩きやすい速度で歩いているのだが、サイクルメーターで見ると大体時速5.5km~
6.0kmくらいで、普段歩いていない人にとってはかなり速く感じるそうだ

柳沢さんは山登りが好きで最近はしょっちゅう北アルプスまで登山に行っている健脚だが
山道と舗装路とでは疲れ方が違ってしんどかったらしく、ずいぶんぶーぶー言っていた



遍路小屋
この日は温泉付属の遍路小屋に泊めさせていただくことになった

もちろん私達はお遍路さんではないが、歩き旅だし、一部ではあるけど遍路道も歩いている
から大目に見ていただこう



遍路小屋2
電源も水道もあるし、コインランドリーもトイレもある。
温泉はすぐそこだ

ありがたいなあ



遍路小屋
壁にはたくさんの納め札が貼られている

屋根と壁はあっても壁には小さな隙間があって結構寒い
これならテントの方がずっと温かいなあ。でも電気があるだけでもありがたい

すぐ寝袋に入って寝てしまいたいところだが、ゴールインイベントのスケジュールと役割
分担を作ってしまわなければならないので、寝てしまう訳にもいかない




遍路小屋寝
なんとか作り上げて、カイロを足に貼り付けて、ようやく寝られるぞ~

ゴール予定日まで残り8日!!






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