「求道の愚」という言葉を、ぼくの人間経験のひとつの総体として思いついたので、記しておく。求道の餌食になるのは まず本人であり、周囲の多くの者である。だいたい、求道が本物であれば、求道とは関係ない自己探求となるはずである。求道と言っているかぎりは他人事であって、自分に向かい得ていない。

 

 

求道と関係ない者が正しいとは、ぼくは無論言わない。ほんとうにくだらない者がたくさんいるのは当然。

 

 

 

日課があるので このあたりで