ふたりとの関係

 

裕美ちゃん、たとえぼくがきみと一緒にいても、ぼくには孤独な時間というものがある。そういう時間に向き合うのが高田博厚なのだ。ぼくにおいてこれは矛盾しているのではなく必然の事実なのだ。

 

ぼくはきみと一緒にいても じぶんの孤独を大事にしたい。》

 

 

以前こう書いたけど、いまのぼくは 孤独そのものが愛を前提しなければ成り立たないことが分かった。 きみが一緒にいなければぼくは孤独にもなれない。

 

そのくらい きみとの関係はぼくに滲透した。なぜかは分からない。まさに天慮ではないか。