これが初再呈示
- テーマ:
- 自分に向って
ピアノは疲れるだろうね、聴いているほうはいいけれど。きみも、ピアノを弾いているときに、瞑想状態にいるのではないのだろうからね。楽器と向かい合って、操作に緊張して必死なんだ。きみが、弾き終わった後の充実感、といっているのは、聴き手が聴いているときのそれとは、別次元のものなのだよね、きっと。きみは、弾いているときと、ぼんやりしているときと、どちらがきみらしいと、おもうかな。どちらが、こころを通わせられるきみだろうか。
あなたのことをおかんがえになってみるといいわ。勉強して、文を作ってらっしゃるあなたと、なにもせずぼんやりしているあなたと、どちらがほんとうのあなた?
ひとつのぼくがあるから、もうひとつのぼくもあるんだよね。
そうよね …
文化は、純化することである …