初再呈示

 

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世のなかは、知らなくてよいこと、明白な虚偽、知るべきことの不適切な表現、であふれている。 

 

 

デカルトの壮年期の肖像は、ついにその他大勢をナイーヴに人間として受け入れることを止めた者のまなざしである。その他大勢を物理的機械として見做している表情である。これではふつうの人間交際はできまい。魂のためにはそれが最善なのである。