初再呈示
- テーマ:
- 自分に向って
じぶんの本質事に集中せよ。それいがいは功徳にならず、すべて「他」相手である。「小さな良いこと励行、天がみている」、といった気持でするすべて、ぜんぶ他を相手にした、いい子ぶった、自己の使命をお留守にする怠けである。
ふつう、これを逆にかんがえている。じぶんのすべきと信じることに集中することが、〈じぶんだけいい子になる〉ことと見做している。これが、典型的に日本的な、世俗の発想であり、けっして「人間」を解することはない。
「天」と「神」とはちがうのである。それを確認する。
自分の本務でないことは、感謝して他に委ねればよい。
こいつは根底が馬鹿だと思ったら、すこし気の利いたことを言うと思っても、けして褒めないこと。馬鹿を褒めると、自惚れて、今度は、評価してやった者に噛みついてくる。ぼくが複数回経験していることであり、皆に奨める訓である。
馬鹿とは、知力のことではない。 賢人は知力と関係無い。意識と脳が関係ないように。 馬鹿とは、殆ど性格のようなものである。