初再呈示

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ぼくは、今年も僅かになったその今年の初め以来、大本営発表のようなメディア情報には、一度も触れないことを貫いてきた。昨年の報道の様子から、どうもこれはおかしい、この情報架空世界にかかわっていたら、じぶん本来の意識が持てなくなるぞ、と感じたからだ。今年の心掛けは、公的情報にはいっさい触れないこと、ときめて実践してきた。精神のためにそれはじつによかった。内面的に疎開した、というわけだ。ぼくはいま、さらにこの疎開を徹底することを決めた。もともと架空であるいまの現実世界を、完全に忘れるのである。これはやりがいのある仕事だ。 

 

ほかにも付随的に書くことがあったように思うが、いまは夜中だし、忘れてしまった。ぼくにこのさらなる疎開を促したものは、ここに書く必要はない。人間的な感動がぼくを再覚醒した、と言っておこう。それで、こんな世界にかまっていられない、という意識が浮上したわけだ。 

 

じぶんのためにはこれだけ書いておけばよい。