他からどういう言葉で評価されるかは問題ではない。仕事による一元化が解放し解決する。

 

「宗教的状態とは、意識的に決断可能な選択肢の一つの如きものではなく、ひたすらな自己探求——空想的模索ではなく、具体的仕事の中における——において、《外部的な介在や干渉を拒絶》し得るまでに自らの《存在そのものが純化してゆく》極みにうち開かれる、運命の如き必然的状態である」

 

自著『形而上的アンティミスム序説』44頁