一冊めの高田本をあらためて敷衍する、という自己本研究でよい。

 

一冊めを永遠のものにするための拡大化。

 

ぼくの思想の一貫性と継続・持続性のために。

 

一冊めの内容である「ルオー」論は、高田さんの唯一の系統立った思想叙述である。これをぼくの論の礎とすることは最も理に適ったことである。