新年のことばとして、最近も言った この表題をかかげる。具体的には、至らぬ者を改善させようとして、じぶんの貴重な精力と時間を費やさないこと。言葉にしなくとも、そういう気はほんとうに起きないことを、ぼくは感じている。表面はともかく、内的には、むしろ絶交したほうがよい。関わると、泥沼に入り、何にもならない。神にまかせるのだ。じぶんにはじぶんの仕事がある。それに専心するのだ。このことを、案外悪魔のしもべでありうる、そういう者に、先に言わせてはならない。言語道断に無礼なことだ。それはこちらが思っていることだ。神にまかせてほうっておけ。正体が分かったそのときに既に絶縁するのだ。ほかの人々もぼくと同様、絶縁するだろう。最後まで分からない者は本人だけになるだろう。それがかれにたいする罰だ。

 

ぼくがしようとしたのより遙かに根本的に、神はしてくださるだろう