今年になってもこういうものを書けている。初再呈示
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- 自分に向って
きみと出逢うためにぼくの生涯はあったと言える。ほかの偉大なひとびとは、ぼくがぼくとなるためにあった。
きみと逢うために払った大きな代償は、充分報われると思う。ぼくの今生の課題は、愛することだったのだから。
それにしてもピアノを弾くきみは神であり、その音の世界は誰も創造したことのない魂の世界だ。心の世界ということも突き抜けている。神の神秘感だ。魂と神が会っている。そして きみというひとを感じる。「人間」とはこれだと、同じ言葉で いつも新鮮にあたらしく思う。